結晶になった柔らかい女の手が支えてくれた地球儀の旅
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武蔵野を模したる森の小径こみち  母が子に望遠鏡スコープあたふか問ひし
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おやまさか はや金木犀?風の中 なんだトイレの芳香剤か
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北の国もう晩秋レベルの気温14℃、stoveが必要な季節となる
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高齢になるも気になることばかり終活だけは平常心で
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全員にお菓子を買ってハグしたい 息子の友達皆愛おしい
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こだわったウスタートンカツ使い分けやめようやめよう中濃でよし
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遠くよりとどく響きは たえまなき 車の行き来 うたたまどろむ
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そとに来て 囁き そっとくりかえす 栗色かみの ふたりの子ども
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二度寝してなくてよかった 祝日を知らないスマホが鳴らすアラーム
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人の世はなるようにしかならないと わたしはここでふて寝してます
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全身の疼痛なんてくそくらえ!三十一文字につかまり立つぞ/線維筋痛症
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いつからか「パスタ」が市民権を得てスパゲッティーは少ししょんぼり
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山道の木々の隙間に斜めのしゅ 射して秋色 染まり広がる
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しろい羽根いちまい残し鳩は逃げ早鐘打ち続ける心臓
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ショックで心の整理もつかぬまま思い出ばかりよみがえる今
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六年間お世話になったヘルパーさん今月かぎり退職される
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連日に熱にうなされたる地球ほしがようやく平熱の風を吹かす
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全部意味あることだって思うから今日の風にも名前を付ける/題『名』
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どの夜が正解だったの月明かり虹が出るとは知らなかったの/題『夜』
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深い森のような緑のマフラーは完成することなくほどかれた/題『森』
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聖飢魔Ⅱ信者と言うと引かれるがカンケーないね今も聴いてる
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3日前この地は37.5℃ 急にやって来た秋に少し戸惑う
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人生はわからぬまさかこの歳でこんなに不味い鯛焼きに会うとは
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炭酸の たち昇る泡 白き陽を 纏って咲いた 水中花火
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四歳の「遊びに来てよ」誘いありあらま残念今旅行中
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秋ツバメ まさかお前は あの海に 投棄してきた 夏の残像
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遠くより人混みの中土産買うママを見つけてヒャヒャヒャと笑う
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肉球でポンポン やさしい猫パンチ「いっしょにあそぼ」「これはにゃーに?」
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となりから大きスリッパ履いて出てゲラゲラ笑う二歳愛おし
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