悪しき風邪ぶり返すごと 再びの猛暑厳しき 涼知りし身に
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モテ期とは三度くるらし それならば老人ホームのマドンナになろう  /まだモテ期が来ない
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炎天に高校野球湧き上がるこれぞまさしく日本の姿
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猛暑日にピーポーピーと気にかかる故郷に住む老いた父母ちちはは
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もう要らぬ猛暑警報未だ未だか早く聞きたいツクツクボウシ
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金遣い荒い女だ私って 太って痩せてまた服を買う
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聖餐式も この味イメージなんだけど あれはジュースかな しばらく行ってない
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めちゃおいしい! 童話の「葡萄酒」理想的 イメージ通りのものができたよ(ウェルチと赤玉スイート、1:1いちたいいち
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ふるさとに子どもら連れて帰る夏 バスが来るまで涼むイートイン
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待ち合わせ 何分前に着こうかな 歯を磨く手に 力入りて
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あの山の向こうに秋は待っている実りの風が頰を撫でゆく
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旅したい いずこへ向かう 憧憬か 計画ばかり 立てる夏の日
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駅舎には待ち人なしと知りながら故郷の風に包まれし夜
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人生を文字で表すことなんてできねど 君の詩を読んだよ
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乾杯で友と別れに唱和した懐かしきかなヴァヤ・コン・ディオス 〔Vaya con Dios さらば)
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「あら、りんご。」(というスイーツショップが地元にあります)信州のジャムなんて素敵です 我もりんごジャム ただしアヲハタ(笑)
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おかあちゃん ねれずによあけに おきていた ちま猫ちゃんは しっているんだ
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はじめての朝のひかりにすっぴんのきみの横顔とてもきれいだ
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明日から働き蜂と変身すフードコートも人影まばら
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「せつない」を説明せよという問に夏休み最後の夜と書く
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いつも行くカフェに誘ったあなたには彼女がいると さよなら恋よ
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「また今度」「うんまた今度」交わしつつこれが最後になるかも知れぬ
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知らぬ間に秋が耳からやってきたふるさとの庭鈴虫鳴きて
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「氷出す」流しの上の付箋かな「こぼした」一言言い訳も付け
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返信の あぁ!の一言  可笑しくて 家族できても ここは彼の実家いえ
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ふと見れば息子あのこのズボン下がってる置いてけぼりの困った顔で
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八十四年前の今日初めての子を産んだ祖母「母」の誕生
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一斉に元気放っていただけにうなだれ並ぶ向日葵哀し
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文系が ボンネット開け 眺めれば ロボット暮らす 機械都市
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苦いのが苦手な俺はアメリカン 甘党のキミ奄美大島
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