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叶わない小さな夢が一つある あなたの肌着を洗って干したい
8
まどろみの ぬるさ、おもたさ、なめらかさ。 シルクの手触り君の眼差し
13
ぜんぜん忍ばないし色に出しまくるけど我が恋は 人知れずまた散っていくのか
11
歳下の 僕の後ろを 歩く君 桜も見ずに 先に逝くとは…
19
朝ぼらけ 桜で色づく山々に 桃源郷を想い描く日
7
新人の教師に洗礼若者は 大見得切って小鬼の芝居
12
大切にされていると感じてる その眼差しと声の色から
13
おはようと お日様返事はしないけど 私はいるよ 桜が応え
8
リハジムでおしゃべり佳境大笑い 耳遠いわれけげん顔ごめん
14
情報の海をデジタル秘書に導かれ老脳も常に更新せらる
4
眠れなく午前四時前に
花草茶
(
ハーブティー
)
もう朝の方が近いんだけど
13
優しさは有限だから慎重に注ぐ相手を見定めている
10
すこしまえ 冬に別れを告げたのに!忘れ物したの?冬延長。
10
体系を身を以て破壊するのだと意気込んでいた、かもしれぬ誤字
5
制服も スーツ姿も 職場でも
何処
(
どこ
)
も
彼処
(
かしこ
)
も
初々
(
ういうい
)
しいな
7
空っぽの記憶の中に残る歌昭和歌謡を母と聴く夜
27
「あれが虚無」指差せるほど自分には実体のあるつもりでいたの?
9
パン屑を食べてしまった小鳥たちのように空へ消えてゆく日々
6
風車泣くぞ泣くぞとからかはれつひに涙が湧きて出で来ぬ
6
このうたがスワンソングになる前に急いでつぎの文字をつがえる
4
インプットアウトプットの割合を考えてみる春の宵
6
猫想う、故に猫在り。嗚呼猫よ! そのもふもふで 我を救って
8
足の毛を抜くと痛くて体内に巣食う神経を推し計ってる
6
その像の瞳は既に喪はれ豊かな森に背を向けてゐる
6
ありがとう 生まれてくれて 振り返る 余裕ができた 道のり長く
18
さっきまで飛び回ってた ちま猫が 寝る体勢になり 母のあんよ抱く(ぬくい)
12
雨雨雨 きみと会った 三日間 真っ赤な傘は 乾く間もなし
12
夜光虫 そんなきみの 部屋から コンビニに行く 天高く月
7
久しぶり 皆それぞれに 変わりあり 時の経つのを 思い知る春
12
ぽつぽつと落とすパン屑真似るよに 日々を歌って
道標
(
どうひょう
)
にする
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