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日当たらぬ部屋に入れたら雑草はあの勢いを見せておくれよ
4
うち、あたし、わたし、ぼく、ミー ミーはないな 選べるんだと理解した夜
4
一人暮らし 散らかりまくった我の部屋 ネグレクトかと自分で疑う
3
台風が 来るらしいけど この空は 爽やかっぽい ふりをしている
10
酢の物とブロッコリーを準備して
忙
(
せわ
)
しなささえ幸せな時間
5
思い出の曲を聞いては涙する いっそ愛した日々をまるごと消して
4
品薄と高値で話題の鶏卵はそれでも助かる豆腐と共に
9
魚しか摂れぬ栄養有るからは高くなっても知らない名でも
5
十九歳 大人になんてなりたくない 昔はあんなに憧れてたのに
8
日替わりでアチラコチラが不調なり加齢のせいかストレスなのか
6
左様なら貴方を昨日に置いて征く私もいつか置いて征かれる
5
公園で うなじが気になる 雨宿り カーステ流れる 宇多田ヒカル
2
最強王図鑑十冊積み上げてケーキに見立て振る舞う子ども
4
「よろしくをねがいます」と書いてある名刺交換学活授業
3
鮎釣りの 父に同行 遠足と 楽しむ母は 我が手本なり
10
甘い蜜忍ばせたのち壊れてる事実を知ってあとは泣くだけ
12
これ読むぞ 気合いで6冊 借りてきて 1冊目
10
ページ ふかくねむり入る
5
とぼとぼと歩く我が子の尻ポンっと明日もあるさと自分にも言う
12
わたしはねきっと今ごろセレブ妻あの日こいつに出会わなければ
7
晴れた空。そのわりには さむい朝。 水無月はじめ
星
(
丁字草
)
が咲く庭。
14
「おはよう」と 若い大工に 挨拶し 律儀な仕事を うれしく思う
7
建売の家はやばやと売れたるか洗濯物のベランダに見え
8
眼の前のナースのせいか血圧の二十高きを訝りにけり
11
台風の近づく浜に荒波の絶えず寄せきて轟にけり
7
しもつけの揺れゐる庭の暮れはじめ吾が晩酌の時となりたり
4
「先の戦争は自衛のための戦争」予備校の先生のほうが随分まとも
2
イソップを読むワイドショーを真に受ける人々に勧めたい寓話だ
2
グラスの中で蝿がもがいている男は取って捨てるとまた飲み始める
4
ごちそうさま美味しかったと言えるのは心からなのかはたまたお世辞か
1
エレベーター夢中になって見る君を見つめて微笑む私がスマホに
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