頼み事何かあるとき長男は徳利お猪口用意してくれ
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しまむらで買った空色カーディガン やっと出番だ羽織って微笑む
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風船の空気が最後抜けるよにすぅっと消えたまっくろくろすけ
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秋日和布団干したぞ父が言う 溢れる人波実家に向かう
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秋晴れのあきば    空の真下でそら ました  愚痴り事ぐち  ごと 皆の心もみな こころ  晴れてほしいなは    
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きみとぼくだけの秘密と思ってただけどあいつも知っていたんだ
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秋の夜にネットサーフィン続ければ 岩崎宏美思秋期に着く
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片思い ひどいじゃないの 嘘でしょ? 喘息なんて 愛をください 
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片思い あなたの人気 私なの 釣り上げてるの だから振り向いて
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見よここに八十年やそとせひとの苦しみを 核のボタンを握る為政者
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日輪ひのわこそ人のくするものならず 驕慢きょうまんの果てちりのこさず
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食べて寝て生き苦しんで笑みもして そこに核など立つ余地あるや
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太宰とか 芥川とか 三島とか 東京大学 やっぱ凄いな
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年を取り いくつになろうと 優雅には なれぬ万葉 詩人のように
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三日間鹿児島フェアチラシ見てスーパーに行く秋の昼過ぎ
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受験生と作る熱気に氷雨降る家路にホカベン黙食の夜 \ 古老ふんばる
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今日から 日没後の空に 彗星が 見れるもしれない よかったら探してみてね
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秋の空 千鳥もかえってきましたね 夏はどちらに避暑していたの?
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木立ち影 夏の名残りの寂しさよ 貼がし忘らる 花火大会八月十日
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朝市に林檎もとめて妻ゆきしがここは津軽ぞそを持ち友くる
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刈り終えし 棚田の畦に ひっそりと 佇む案山子 秋の夕暮れ
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新発売 甘さ控えた酎ハイを 飲み比べつつ 朝焼け眺め
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王将で 餃子と生中定番を 堪能しつつメニュー見る我  
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秋祭り 今年の華は 我が町と シフト確認 あぁ遅番だ 
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午前四時星の瞬き虫の音も全てが消えて 君に会いたい
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未来から 来たる青猫 その声は のぶ代女史なり 今も忘れじ
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肩よするいとしき人のぬくもりよ 夜汽車にゆられ しののめを待つ
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めっきりと 最近ぐっと 寒くって まったりずっと じっとしている
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河川敷 フリースの人は黙り 同じ流れに目、澄ましている /『ケイコ 目を澄ませて』
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娘から「太っちゃったの」そう聞くとほっとするのはなんでだろうか
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