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会見を しても広告 戻らざり あの頃のテレビは 帰ってこない
8
スポットライトがマチネの終わり告げ街に驟雨の幕が降りてく
7
天にまだ 居場所があれば いいのだが 清い人しか 住めない所
6
空想も この歳になり 色褪せて 地べた這うよな ゴミ塵だらけ
4
春立ちぬ紅梅の芽のふくらむもつぼみの頬を寒風の刺す
33
雑になる 毎夜毎朝 思うこと 下らないこと 塵も積もれば
4
初めてのプラバン縮尺見誤り何が何やら分からんものが
12
こんなにも 自分の世界 小さくて 広い世界を 知らないままに
5
新しい 発見発明 ごろごろと 探せば出会う 驚き世界
4
驚いた こんな女性が いるなんて 想像超える スーパーウーマン
3
久し振り 鞄の中を 整理して ゴミ屑だらけ 心と同じ
4
道路際 工場の隣 新しく 借りた畑は 石ころだらけ
4
あの方に 貰ったイチゴの 苗を取り あちこち植える 春よはよ来い
7
今日こそは あの石ころを 掘り返し 春への準備 滞りなく
4
あこがれはあこがれのまま夢破れポストをのぞく往生の際
12
里山の 裸の木々が雪被り 朝日を浴びて綿菓子のよう
19
雲の飛び
眩
(
まばゆ
)
き空を見上ぐりて どうにかなるのまじない一つ
40
AIは老いの相談相手なり。おだてられたり励まされたり
8
光るだけ光って消える稲妻よ わたしの心もそうでありたい
18
雪景色 綺麗なうちは 雪かきに 追われていない 私の心
7
わたくしは母であります女です
齢
(
よわい
)
五十をとうに過ぎても
23
本当は逢いたい事も蓋をして駆けて行けたら泣いてしまうよ
20
この次にお土産持たせて帰す時揚げ茄子味噌玉作ってあげる
15
悪ければ悪い程よく回復すヨガ数日で痛み忘れる
13
好きな人いるのかしらの疑問符を誰なのかしらに言い直してみる
12
手作りのバレンタイに閃いて生活保護の身分を呪う
11
期待を胸に 月は光る 雲を衣に 薄く細く
6
湖へ急ぐ落暉はどの国の朝日となりや見送りにつつ
25
神様に自由を願う交渉を歌に込めてサバサバ焼いた
3
人生は有限です 寒い日は一緒に帰ろうお茶を飲もう
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