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ブロコリの頭のような丸い樹が南国旅情の安房の山々
11
無個性のモザイクアートの一員を夢みた手の平他人に賭した
5
水練で鍛えたつもりのうぬぼれも この低山で不覚の大汗
19
低山となめきっていた
富山
(
とみさん
)
で 喘ぎ喘ぎて汗もしとどに
12
今日も又 悲喜こもごもを 從いて 夕焼け空に 金星光る
26
宛名書きしんどい程度には目をやられ ねこと一緒に遠くを見よか
16
ナポリタンの
材料
(
レシピ
)
「パスタ5本」に見え ああ目が疲れているなとため息>ウインナー5本、の見間違い
11
創作でロリペド描写はダメらしい 死にたい私は許されてるのに
3
太陽は いつも僕を愛してくれる 僕は晴れ男 だから僕も あなたを愛する
6
(
ひん
)
品放ち佇む鶯に見惚れ知る 世のうぐいす色偽物であると
14
レールから外れ歩いた脇道で出会った君とレールを作る
9
「ちーちゃんに殺されたい」?バカいうなそれをDVと人はいうなり
7
降る雪の道行く靴に踏み敷かれ 汚れ潰され我になりけり
10
ビエネッタ販売終了するらしき暖房効かせて今日は食べよう
7
禁断の果実よどうか導いて 今の檻から出られるように
9
水面
(
みなも
)
なでゆらぎとどめる
薄氷
(
うすごおり
)
奥の魚を追う鳥目たち
14
ママはどこ 生後間もない 仔猫たち 保護猫活動 必死な救助
18
法則1 前髪が右に跳ねているときのあの子は皮肉屋である
7
ひとりでも生きてゆけると言う彼の部屋一面に散る寒椿
6
でもこれは海に行けないほうの川 どうしようもなく美しいけど
9
例えば、と言ってから例えられないと気づいてきみは檸檬をかじる
8
充電を終えたロボットが耳ふさぐ「時が流れる音がこわい」と
7
飛ぶときはどんな顔してればいいの?あまり笑ってるのもなんだし
6
そうですか休業日ですかシャッターに描かれた赤いブラキオサウルス
7
東京のどこかでなくしたピアスなら今ごろだれかの詩になってるよ
12
わからない映画みてきみのわからない考察きいてる冬の喫茶店
7
「そうなんだー」あまりに軽いあいづちが送電線にひっかかってる
9
寒がりな僕にも毛皮があったなら 君を包んで温めるのに
12
サッシこえ さしこむひかり はるめきて からだとそうだん もすこし冬眠
32
愛し君花は盛りで活けられて枯れた命は誰注ぐもの
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