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蝦夷鹿も熊もすべてを骨に帰す菌床は知る大地のちから
5
つゆしもの 秋
闌
(
た
)
く み空かぎりなし
常
(
とこ
)
しへなりて
靑
(
あを
)
のみぞ見ゆ
3
いつもより目線をあげて歩いてく 私のレベル一つ上がった
13
思い出の小さき君との写真から 思いを馳せて感謝と祈り
7
疲れすぎ頭の中が真っ白に 気づいたらもう十一月かぁ
6
ハロウィンの名残のお菓子で朝食を はや霜月なり 賞味期限が
7
夢の中 過去などわりと遡る まったく架空の世界のときも
8
家族には無病息災
折々
(
おりおり
)
に我に願うは
四病息災
(
よびょうそくさい
)
9
きな粉がけ草大福に線を引くこれでいいかと亥の子の餅に
10
あのときが頂点だった日本国 猫が虎に勝った日露戦争
5
ひさびさに 恋した夢を見たけれど 相手が誰だか 起きたら忘れた
9
沼に棲む鯉もウナギも良けれども吾が好みしは清流の鮎
6
八宝菜 最後残した うずらくん 彼女に食べられ 喧嘩勃発
7
口切
(
くちき
)
りに
濃紅
(
こいくれなゐ
)
の
侘助
(
わびすけ
)
の
茶花
(
ちやばな
)
の
山茶
(
つばき
)
はじめてひらく
4
柿の木の 古木なる枝 柿ひとつ
涯
(
は
)
ての
熟柿
(
じゅくし
)
は 秋風にゆれ
6
まなざしを反射する雪 おもいでが煙にまかれて泣かないように
5
すすきの穂 いくつ輪郭 得られるか 鬼子母神の すすきのみみずく
11
こんな日は 月に照らされ 一人ぼっち ぶらりぶらりと 思いにふける
8
記憶の波打ち際から呼ぶ声はいつもひとりじゃないから困る
4
高き枝の柿は鴉の餌となりて実のなき木より落ち葉降りつつ
6
コスモスの花は盛りにその上に真っ赤な柿の実一つ転がる
7
おにぎりよ 不登校経て行く
修学旅行
(
旅
)
を 私の代わりに見守っていてね
16
湯西川平家の武者の隠れ家は辿るに難儀の細き道つづく
4
東京には本当の空が無いと言う留まり知らぬ大気の汚染
5
旅の宿しとねに座り書きつける今日の見聞きを三十一文字に
7
東雲に奈良の山々際立ちて 空は薄紅 霜月の朝
13
戯れ歌に黒人奴隷ありきその豚より易き一ポンドの労働契約
3
諧謔と深刻の差も知らぬまま浅き酔ひに酔ひてを
歿日
(
いりひ
)
2
老いた躯
(
く
)
の フワフワな毛を 撫でている 白んだ眼
(
まなこ
)
置いてかないで
7
突き詰めれば私は分子と原子からできているのだ アンパン食べたい
5
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