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わたしよりいつもあなたは早く起き二度寝の夢に遊びにくるの
5
海が見たい ありふれてるのに 根雪のような 強迫観念だけで見る波
4
母に似た声で呟く 母にしか呼べない呼び名でわたしのことを
10
空耳の話題で盛り上がった夜正義は正しさだけじゃないなぁ
15
十七の気取りたがり屋よさようなら 雨にうたれたいだけのお前がここにいる
4
人でしかないぼくの手が 晴れ間との間の空白を穢してゐる
4
遠方の 友が来たりて 積年の 互いの苦労 笑いに変わる
16
自立とは 依存の先を 増やすこと 今その言葉 身に染みて聞く
7
これ以上 一人で立てぬ そんな夜 「すぐ行く」と言う 友に救はる
17
明日から 雨だと予報 今日のうち 慌てて干した シーツにカバー
10
うちの
猫
(
こ
)
は 療法食でも 変わらずに つかめるお腹 ワガママボディ/ねこ母CAT様
8
苦労人 ダービー勝ちて 涙落ち 重傷の苦 報われたるか
6
永遠
(
とわ
)
のよな固い石鹸気がつけば小さく丸く役目を終えて
21
ポケムヒか プチウナか要る季節かな 初蚊にかまれ 我が目疑ふ
15
解体の現場の
休日
(
やすみ
)
ぴくりとも動かず重機腕を休めて
21
早苗田が映す空雲家並み人パッチワークは消失点へ
17
レタスの葉あげたみどりの芋虫よ はや旅立てや 目を離す間に
10
丘の畑 舞うひとひらの ま白き蝶 さや風ともに 弥(いや)遠みまで
4
ついさっきあの子にかけた言葉たちはステロイドでも治らない傷を負わせた
3
東大前 駅のベンチは空いてない 君等の得意なパイの独占
4
泡のよう もしくは花火 または霊 浮雲言葉はスマホに消えて
4
「美味しいね」そう言い合える人がいるって幸せだねと友が笑う
18
たまにはね日傘おろして散歩して道々の花カメラに収めて
16
運動会 敬老席には座らない 帰りはおつかれ 優先席に
11
孫走る予定時刻に間に合うか ジジババ走る 徒競走前
14
柔らかな陽射しの中を ひらひらと 蜜をさがすモンシロチョウに 薔薇
17
新春に渡しそびれたポチ袋 にっこりうずまき引き出しに住む
10
オールフリーで今日もまたまた飲んだ気に ホットペッパーのクーポンで無料😸(某わら焼き店)
12
ぷくぷくと踊るチーズの楽しげな できたてほやほやミラノ風ドリア/サイゼリヤ
19
雨冷えて鳥肌の立つ水無月や カレーうどんがはらわたに沁む(はなまるで食べた、うまっ)
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