おまえなら世界を理解するのかな無垢な目をしてケージ噛む鳥
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消費期限五年過ぎても 乾パンは防災の日に食べるべきなり
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かさぶたは 昭和平成生き延びて 令和になっても文学面か
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「いいね」をねしてもらっても 「いいね」がね出来ない私はアスペルガー? 
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様々なヴァリエーションで 居心地の悪い夢見て夜中に覚める
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目と脳の使い方分からぬ愚か者 だから私は学ばねばならぬ
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あの値札 読み取る目玉と前頭葉 iOSでもできた1秒
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一般論 ぶち殺すための言葉になって 墓石もいらぬ煙になれよ
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弱き者群れて己を守りけりあやまりて人傷付けにけり
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蝋紙に露とペガスス座を包み 夜長にしゃくり 齧ればほぼ梨
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稲わらとよく似た色の犬の目に映る 実りの先に雪原
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もう眠る準備をしてる忘れずに海馬の小屋の戸締りをして
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ピストルが怖くてきっと運動会ある日の空はこんなに高い
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ひたちなかコキアコスモス那珂湊初めて尽くし刺激の喜び
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学ぶことで解決できない悩みはない 歩みを止めずに前を向けよ
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分からないことは人に聞けばいいだけのはずだから 臆病が邪魔だ
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人の世は助けられたり助けたり 巡り巡ってまたいつの日か
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記録とは乗り越えるためあると言う 放物線は歴史を超えて
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月頭荷物まとめてやって来た 今年も残り三カ月切る
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日曜のダッシュのツケは二日後に 齢感じる明日誕生日
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世界など終わってしまえと思うほどには荒みたる道の枯草
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デーブスペクターがしょうもないダジャレ言ってる日々はどこ行った
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自首電話 才能がなくても努力し続けるという才能がない
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人知れず言えない悩み抱えてはできた生傷 「ああ、癒えない」
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かさぶたがひらひら剥がれかけていてむしっちゃだめと君は言うけど
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君想(きみおも)い 既読の付かぬ苛立ちに 画面も凍てる 眼差し向ける
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赤とんぼ 彼岸の花に身を染めて かわたれ時の 鳥居となりぬ
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たかが髪、たかが便所と言いながらあっちやこっちに分けられていく
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わかるのはいつ いつだってあとでしかわかることなき私の日々よ
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柔肌のあなたに触れて噛み締める 命の輝き 揺れるカーテン
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