太陽が寿命を迎えるその日まで 「猫が可愛い💛」それ以外なし
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砂浜を掘っていったら愛されたり愛されなかったりした日々が・
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優しさもタダじゃないのと脱ぎ捨てた君のニットがパチパチぜる
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あたたかい布団のなかで丸くなる役に任ずる 励めよ子猫
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恒星の名もなき果ての数式へ美しいまま凍っていろ
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休日の刻を流れて澄む心痺れをしらでつたふる涙
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凍るほどきれいな夜の砂漠でも蟻が日常というの、砂。
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「なかよし」が憎いお前の名に似てるせいだぞ 聞いていますか、まさよし
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やわらかい白の天使は羽のばす赤い悪魔の赤子を吸って
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友歌う千春を真似た長い夜 禿ズラ被りけっこうウケた
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キッチンで天ぷら蕎麦を立ち食いす 電車の日々を一人想う夜
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即席の栗ご飯也 母くれた蒸した栗剥き子の飯にかけ
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長袖にアイロンの先押し当てる 気象予報を信じてみよう
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君と私 二人の色の混じり合ふこと無き薄明 やがて移りゆく
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寒波来る 気温低下の 神無月 夏がいきなり 冬となりけり
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僕らは言葉でなんかで分かり合ってないとラストサムライ観ておもう
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偽物だと君が自分で気付くまで 本物は笑って見守っている
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葡萄を皮ごと食べながら 何年恋をしていないか数えた
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君がその本音を捨てると言うのなら ゴミ箱漁るカラスになろう
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今日はまだ ふれられるのはディスプレイ ふれてみたいのは君そのものだ
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君に会う数日前の火曜日に どんな顔してるか想像してる
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三分間 電気で沸いた熱湯が 君に会いにゆくカロリーになるのだ
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たった一人 孤独になった寒い夜 そこから真のぬくもりを知るのだ
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想ってる。何キロメートル離れても あなたの良さを私は知ってる
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水筒やパンではなくて葉緑素のようなものを持って逃げたい
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あの人の言葉を思い出す時に 笑顔も肌もぬくもりも一緒に
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もう君をあだ名で呼べなくなった日の水の味しかしないチャイティー
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ケアはひとり閉じると苦し 層をつくぜこぜにして開くと楽し
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恋なんて脳を走る電気信号とか言いながら溺れ死んでる
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啄んだふりしてたでしょうその檻がリズムに乗って壊れますように
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