つらつらと話すようなあの人の断片的な言葉は嫌い
2
ヴィクトリア、日に7杯も珈琲を飲んでいたなど聞いてなかった
4
この恋が溶けてしまうくらいなら孤独になって星になりたい
7
クリスマス終わったあとにもあちこちに きらきら名残り惜しげなひかり
5
カーネルおじさん今年も有難うバケツ一杯鳥の誘惑
4
自分だけのために生きるなら覚醒剤打っときゃ良いじゃんそれはそうです
0
戻れない じんわり残る この温度 冷めずに今も 熱を帯びゆく
5
冷たい手 頬をふれれば 温かさ じんわりうつり 同じ温度
5
私はね きっと多分ね 弱くなる 君の優しさに包まれたから
4
スーパーでこなれた琴の音聞ける頃 微かな足音バレンタイン/なんとなく(笑)
14
秘め事を分かつ相手が必要で今から貴方を特別にする
3
ねむるまで短歌うたができたら最高だ 下手の横好きだっていいよね
16
壁紙を君と測って切って貼る 高校の学祭思い出したよ
11
もう良いかなあって六千円の本を買う実は何にも良くはないです
3
遺伝子の半分が重なるだけの別の個体に夢を見るなよ
4
生殖をしなくても死にはしないし、というか生殖をしても死ぬし
4
塀に沿い同種の草がじりじりと増えていってる。生物である。
4
「パリ市民 たべものないなら ケーキでも クリスマスだし バチカン長女」/最初に作った時 ガザ 聖地はちかい
7
雪つづき深夜晴れ間があるらしい証明写真を撮りに行こうか、、、
9
(政治)献金が 浄財ならば 名をあかし パーティ出席 マイナンバー明記(笑)
9
年毎に散りゆく花を嘆いてはあの恋を思い出すんだろう
7
大好きな人の瞳にうつりたい 思い出なんて何もいらない
14
全国の 子供のところに届いた グローブ三つ メジャーなサンタ
8
知ってる人と切なくなりたいメガネのレンズ広がる星々
3
なんかもうほんとに何もしたくない、仕事なんてもっての他やわ。
5
この初夏に短歌うたを始めてよかったな 皆さんと逢えた メリークリスマス
17
お年始用 姪甥にあげる菓子を詰め 半分クリスマス半分お年賀
4
「殺す」とも「死ね」とも言わず手に掛けて 捕食者の化身に僕は成れたか
3
かべのまえ ハートの赤い風船のこどもの願い 小さく強く
11
遠い月 虹をはらんで ぼんやりと 娑婆のわたしは 物欲まみれ
14