ツバクロの田園に舞う葉桜と初夏を感じる今日この頃は
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せっかくの春何も思いつかず大粒の納豆と白飯と青ネギ食べる
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カメムシは 不快害虫 理由付け 無駄に殺生 人類の罪
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父母がまだ 実家で暮らしているような 離れてるが故に 起こる錯覚
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偶然の点と線とが描き出す蜘蛛の災難雨の芸術
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知らぬ花見てこの花と話す人母は季節を知っているのだ
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かねてより希死念慮を抱く青年が車道すれすれで路肩をあゆむ
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つばくらめ のきかすめて飛び交えば季節の変わりゆくを知る午後
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春風の運ぶ 藤の香 頬を撫で 袖をまくりし 通勤の朝
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曇り空 吹き消すような 紫が 空から揺れて 藤色になる
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納豆を練ってしまったもういいか まだ孵卵器に帰る気ないし
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取りあえず歌に詠みたい雨上がり早起き通院この気おっくう
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今年初 ずしりと重いゴールドキウイ ルビーレッドは 美味いが小さい(でも好き)
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葉桜の季節 酷暑の足音よ 農家さんにも また厳しき夏
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ねこたちが かしこい・こうどう行動 するたびに すかさずほめる ほめて育てる
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もう鍵を外したふたりが向き合って夕日を浴びる自転車置き場
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アウトオブバウンズなりし崖下の白きボールは骸の如く
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人間はもっと複雑だから 人間は言語化するのやめたらいいのに
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知らない知ろうとしない ただそれが心地いい都
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俺様の予言通りにホームラン!予言じゃなくて期待しただけ
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小手毬こでまりの 白き小さな 花びらに 蜜蜂止まる 晴天のもと
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「猫になる!」意気込む君の横にいる もうなってくれてるよと思う
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釣り上げし魚とともに帰る夫 マスのムニエル特大級の
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畦道の水田に映るハルジオン風に吹かれてリズムをきざむ
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半分にしてくださいねカリウムと糖気にしつつ買っちゃうバナナ
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そんなもの朝の光の中で見て悪辣だなと顧みている
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横たわり 弓の生音く その叔父の 姿に遠き 父が重なり
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気がつけばあたりは若葉の頃となり桜を探し過ぎにし日々へ
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みどり萌え長き病と決別しメロンを食し君は旅立つ
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吸い過ぎた息を少しだけ返そう泥濘む肺に花が咲くよう
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