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調べたら 啄木享年 26歳 老いて貧しく 文句言えまい
2
年明けて まだ見ぬ世界 定年後 就職先も 決まらないまま
2
雪の日にした約束は守るべし 雪解ける
間
(
ま
)
に 自分と指切り
6
木々を折る一撃電光落雷も 君が祈れば流星になる
3
たよりない小さな微笑 突っつけば泣き出しそうな三日目の月
9
「風の日をもっと楽しみたい」とだけ書いて社長に渡した辞表
11
冬好きの身にも堪える寒の風 母が遺した婆シャツを着る
14
ねこベッド 団子
(
ふたり
)
のキックとパンチをば おひる、と呼んで仲裁せる我
10
売り出しで30円の新じゃがを 腐らせちゃ意味ない 毎日チェック(そろそろ救済したい)
6
青空に向かって飛び立つ龍のよな リュウゼツランの写真に感嘆
9
なにもなくまいにちまったくなにもなくきょうもいちにち 生きて しまった
11
森の中貸別荘でバーベキュー 約束の日に 我古稀になる
9
一日のほとんどテレビと生きている 百年生きた伯母の親友
6
たおやかに白く
佇
(
たたず
)
む水仙よひとりぼっちの冬にも愛を
11
車椅子伯母乗せ押す手 軽すぎて その軽さまで悲しい病院
9
空き缶の二つ三つあり テーブルに 四人の宴会 品行方正
7
百歳を越えた肉体 医師に見せ 伯母は少女の顔になりたる
9
晴れてきて パン屋に散歩に行こうかと 思へば今日は定休日かな
4
ゲームだけど 誰かの菜の花コーデ素敵 春を待ち望む心地あはれなり
4
友といて老いの恐れの薄まりて 「またね」の笑顔 胸にとどまる
9
猫おらず無傷の家より猫がいてズタズタの家我は選びぬ
9
リフォーム後ご縁が繋がり猫が来てリフォーム前より汚くなった
11
もう猫は飼うまいと決めリフォームし清く整うも何かが足りぬ
9
大学がどんな所か知らぬ身も年に一度の週末は過ぐ
8
うまいもの 食べたいといふ父愛し 好物並べ どうぞと言いたし
6
困ってる 時ほど ちょっと一休み コーヒー淹れて 何食べようか
8
ねこかぶる、かぶるだけってとなえるの、野蛮な場所で生き残るため
6
まんじゅうをふたつに分けて弟と魚買う母待つ夏の夕
9
目覚めれば空気は冷えて風唸る音と交えた寒の襲撃
11
「パパも泣くことがあるの?」と子に聞かれ 君が産まれた日には泣いたよ
36
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