この本が欲しいと君が駄々こねて買って帰れば家に同じ本
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故郷の墓前に集い汗ぬぐう三代の時流れて止まり
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「気立ての優しいだったよお前の嫁に欲しかったねと」 嗚呼我がソクラテスの妻(ラジオの懐メロ)
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迎え火を焚いてる実家の向かいでは幼馴染が親子で花火
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自分でも恥ずかしいほどのラブレター 入れたポストも真っ赤に染まり
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「甘ーいフルーツみたい」なトマトは要らぬ ハードボイルドな赤茄子何処いずこ
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「唇よ熱く君を語れ」今さら驚く 商業歌の完成度 確かに響く確かに動かす(ラジオで懐メロ聴く)
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だよな ぼへさん トマトは青くて酸っぱくて ジャキッとしたセロリみたいやつに 塩かけて食うのが一番旨いな
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お盆時期 順番待ちの 渋滞が 帰省ラッシュに 台風ラッシュ
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幸せはケーキみたいな選択の中を頼りに歩いてくるんだよ
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15日、ほんまに帰ってくるんかな ちゅーるを君の皿に盛り付け
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終わるからこそうつくしいものたちが終わらぬように祈ってもいい
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ほんとうの言葉をきみに言う前に「これは冗談なんだけど」って
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「久しぶり」君は死んだはずだそうか目の前に見えたのは陽炎
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遠征の 先より届く 果物は 子からの愛の サプライズなり
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暑かはし 日にきぬの蝉のの 袖は杪夏べうかの風にとをらふ
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女の子赤い鼻緒の下駄履いてひい爺さんに連れられてお盆(童謡オマージュ)
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Netflixネトフリの「地面師たち」を見てみてよ! おばちゃんたちはNetflixネトフリ知らない🥲
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厳かに闘い抜いた余所街よそまちでこんな密かな惜別の夏
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正常位 気持ち良すぎて マジ一瞬
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脇腹を ねこに踏まるる 夕方や 爪は出ておらず 4㎏の負荷
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そらハンバーガーはんばーがーアッシマーあっしまーメカデザインめかでざいんがめっちゃわらえる/『ガンダムかるた』・そ
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夏野菜送ってあげたいトマトたち君の喜ぶ顔が見たくて
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ツバメ舞う青田の上を颯爽と餌を咥えてわが子の元へ
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夕暮れに 寺の鐘の音 鳴り響く 空に吸われて 行き先はどこ
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青田行く水面を駆ける二羽の鷺仲睦まじく悠々と翔ぶ
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あれ、ちょっと涼しいんじゃない?声が出た ペダル踏み込み職場へ向かう
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お盆でも病棟ベットは満床で 笑顔で働く幸せかみしめ
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海、プール行かなくなってはや幾日はたして今も浮いて泳げる?
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大宰府で二十五日も猛暑日が続くと聞いてげっそり萎える
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