青空やきれいな虹や流れ星 顔を上げなきゃ見れない宇宙
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雨降らす入道雲欲しい場所に雨をおくれよ
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朝起きて夜中起きたと君つぶやくひごとに悲しさ増す横顔
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才能は努力でどうにかなるものか天性のものかないっこない
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お盆明け田舎道行く列車には 地元の方の笑顔とゆとりが揺れて
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飴ちゃんのポーチの中を探る時の楽しさ若い頃には知らず
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好きだって告白できる幸せよ 結果がすべてじゃないと思う
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チビ猫も たまには朝から駆け回る ちま猫ちゃんに追われ追いかけ
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花びらは悲しくもがれそののちに羽ばたく蝶に生まれ変わらん
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ひさびさに 寝つき最高 味をしめ 氷出し緑茶いそいそ作る
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「有る」と言うまわして下さいその米を月替わりには買いに行きます /政府様
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台風だ地震だ備えを言われれば米をと思うは無理もないかな
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マティーニのビターズのよう貴女との時間に溶けた少しの苦み
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高齢化理想は何か問われれば白居易のうた中隠のごと
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八月も 終わり近付く 晩夏光ばんかこう 仰ぐと目立つ 鱗雲かな
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白南風しらはえの 梅雨明けた空 眩くて 君と僕とを ただ照らしてる
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暇なとき君の未来をあれこれとばあばの勝手赦しておくれ
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夏暁なつあけに ラジオ体操 挑もうと 寝起きの君の 手をさあ引いて
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今そこに帰りたいとは思わぬがかつての仲間元気でいるか
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県庁のパワはらに吹く上司風じょうしかぜ 嫌がる民草たみくさいまはなびかず
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百日紅さるすべり散ったピンクの花びらが 絨毯じゅうたんのよう花道歩く
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降る雨の雫の中に秋がある 清めの如くわだちを染めて
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楽しんでお金もらえる幸福よ 仕事大好き みなにはないしょ
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長雨や 夏の終いも 感じたる されどプールは 長月までと
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皮を脱ぎ肉を削ぎ落とし骨だけで涼みたくなるこの酷暑かな
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ご主人は何の仕事をしているのそれ今ここで必要ですか/上の句いろいろあるよねー
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雲かかる 月の姿を 望遠鏡 夏のある日の 風の無い夜
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秋近し夜中プーンと羽音する自然に任せトドメを刺さず
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訳あって渡り廊下で殴るヤツ身に降る火の粉おまえは誰だ!/盛大なパクリ
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訳あって下校の時に 囲まれて六対一じゃ袋叩きだ/おい!
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