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別れさえ等間隔に並べられた人間性の感動ポルノ
8
窓拭きは見て見ぬふりのツケ払い よりにも寄ってこの真夏日に
11
虫除けの
有加利
(
ユーカリ
)
かげば遠き日の公園に鳴く蝉の
音
(
ね
)
がする
20
溢れてく尽きせぬ疲れただ僕はお腹が空いたお腹が空いた
2
まどかなる真っ昼間のみに刻々と符号は襟に咲き登らせる
3
初蝉
(
せみ
)
鳴きて「あゝ夏が来た」どころじゃない猛暑乗り越え生きようぞ とか
14
イヤラシく 小さく少なく なってった ついに袋も ちまくなったのね
5
平日のたった四日がしんどいよ暗がりの隅で壁に凭れる
2
天上の小娘たちは羽を
捥
(
も
)
がれ湿った地下牢その
命
(
めい
)
果つる
4
継続
(
けいぞく
)
が
力
(
ちから
)
になると 知りつつも 続けることが 何より
難
(
がた
)
し
12
プロならばひと夏持つかなショートヘア耐えてひと月承知のセルフ
13
寝ぼけたか ちま猫 飛び起きニャーニャーニャー はいはい どんな夢見ていたの?
17
ねこたちは お気に入りの場所 スヤスヤと 母ももうすこし朝寝がしたい
11
治りかけの傷跡 いまさら痛痒い こころのキズも おんなじかしら
18
やけくそで決断すると気がつけばいつもなぜだか茨の道で
9
手を振って 友と別れる 歓楽街 子供の頃と 違う寂しさ
11
心の音 はざむ空虚に 鳴く鹿の 震える札も 靡くタラレバ
5
風呂上り両手をあげてつかまつてもう動けないエアコンの下
10
朝焼けに闘う君の歌をきく内に染み入る中島みゆき
13
卵の身ふたつ続けて ゴミ箱へ ダイブしたった 殻が残た
6
兄ちゃんのあのブルドーザーが欲しいんだ! ヨチヨチ歩きはあともう一歩
19
ヒトだけが持つと言われる感情を味わいたいとき捨てちゃいたいとき
15
芋虫を 潰して安堵の 大男 鳴かず飛ばずの 恐ろしきは如何
6
空と海を朱に染めるほど苦悶の陽あの苦しみを綺麗といいしは?
5
誇りだけ掠め取っていくような山賊を身に纏う冷笑主義者
7
視る者と視られる者の交錯を 覗きて記す箱男の壁
7
ローカルの 駅舎に
雛
(
ひな
)
が 待ちおりて 戸は閉めるなと 張り紙のあり
37
ごちゃごちゃの資材置き場のわきに咲く白い昼顔待つ人のなく
25
陽の害を男も避けよと日傘せど いかに涼とてスカートははかぬ
5
あつい、暑い、浅野、山手ホームは人であふれ
3
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