残された 我が人生に 何をする 過去の出来事 走馬灯のよう
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下積みで 何が出来ると 考えて 次の手を打ち 今も輝く
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試験落ち 次の手を打つ 若い女 他の人とは 異なる道を
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瑞賢の 先を読んでと 動きしか 江戸の大火に 木曽へと走る
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プレーンのスコンをバターでいく背徳 だってバターの賞味期限が
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アラームの音で母起きてくると知り 蛇口の横で おみず待つねこ
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辞めるから会社都合と書類には一筆書けと人事に頼む
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計画性停電なればロウソクの薄暗き灯で酒飲みにけり
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蟬曰く三年間も地下にゐし十日も鳴けばそれで十分
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散歩に出ると蟬が騒がしい夏休みの子供たちの笑い声も聞こえる
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洗濯物を取り込もうとベランダに出ると灼けたスリッパが足に熱い
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いつも買う油揚げは4枚入りだが見ると3枚入りに変わっている
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かつら川朝霧を纏いしその夜着を緩く打ち解く金色の日よ
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刈り草の香が飛ぶ川面や釣人は去りて代わりに佇つは白鷺
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朝涼し、🚃は🈵、ラゲッジバッグであふれ✈️皆さん彼の地へ、いいなぁ❣️
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元彼のくれたLUSHの洗顔の腐って行くのをずっと見ている
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ねこたちは愛でできている オーラとか まなざしひとつ ただ純粋なる
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この猫らと過ごせる夜は いま貴重 眠りたくないよ もったいなくて
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ちま猫と あんよ触れ合わせ ねむる夜 あったかいねえ 愛のぬくもり
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嘘つきも才能の内?私はね嘘つかれても見破れないの
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まだ青の青さを知らぬ君の眼にこれからもこの世界は映る
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夕照に染めあげられて無伴奏チェロ組曲はゆたかに響く
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幸せが怖いんじゃない。幸せにする嘘をつく事が嫌なの
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この酷暑で 長距離移動の欲が消え 実家へ帰る欲をも失せり
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数日後 年齢をひとつ重ねるが 「はたち」 の響きの尊さを知る
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夜になり最終バスに身をゆだね 去りゆく中心地の景色を見る
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お店にて頼みたいもの頼めちゃう この楽しさがサイゼにはある
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葉月になりて目を輝かせて駆け回る そんな幼少期もあったなと
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疲れたら甘い食べものほしくなる ぐっとこらえる もう夜は更け
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今度はね、はぎれ草履を作ってます。アイロン使うの嫌なんだけど
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