下駄の音と徹夜躍りの夜は明けし 風の盆待ち夏は過ぎ往く
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優しさと 親切心と 忍耐と 暖かき人 謙遜な人
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「レイプされても殺されても我慢我慢」 それ自分の娘に言える父親いるかね
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永遠に 耐える心は ただ一つ 慈悲か憐れみ 仁愛ありき
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新しく 生きる命に 死はなくて 永遠の時間に 耐えられるよう
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祈れども 戦はホモサピのさがなれば 抑止の装置を築くほかなし
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さよならの 時が静かに 近づけど 死は卒業と 思えば気楽
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欲望の 赴くままに 生きるなら 忘れる以外 永遠耐えきれず
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若き日の父の写真を胸に抱く 意外とかっこいいだなんて言えない
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良き心 持ちたる人は 幸福に 永遠なる命 喜び満ちる
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儚くも この世の命 短くも また復活し 新たな命
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肉体に 巣食う悪に 負け続け 命を落とす 人やや多し
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台風が もうすぐ来ると いう時に そよ風吹いて 涼しいなんて
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遠き日の鎮魂祈る記念日に世界の平和に想いを馳せる
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歴史喪失そののち四月朔へと雪 長靴の裡入るけがれ
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歌詞サイトコピーができぬこの仕組み何とかならんか無理ぴえん…/題『死語』字足らずの苦肉の策
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なんでもおおくの役目やくめこなしたるおんなったらしシロッコしろっこぱねぇ!/題『ガンダムかるた』・な
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増長すこの若者らみづからを皇帝と呼ぶすめろぎ擱きて
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晴天の霹靂のまま雷音に不吉を感じニュースを開く
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飴ちゃんを舐めずにすぐに噛み砕くこの悪癖何とかならんか?
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雲を見てふと思い出すことがあるいずこへ消えた風船の人/風船おじさんを偲んで←アラスカあたりでご存命かもね 
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四季を香で感じる我が秋だけは肩の重さで感じ入るなり
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呪はるる國民たるを耐へず戰争の責任転嫁さる 死者へ
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国語だけ取り柄となった高校生テストで満点有頂天/題『学校』
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君去りて寂しさばかりが募る日々我も追い付くその道辿り/題『ポエマー』
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初霜の季節にお陽さま欲しがるが暑さに汗かきゃ時雨が恋し
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亡き母の遺影に顔向けできもせず我仕事無きこの世に居ず
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歌碑のそば泰山木にかしずきて木槿むくげの白の清けき夕暮れ \ 前田夕暮の歌碑 
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千里寄せくる海の気を 吸いて魔物となりにけり(台風は海の子)
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おおかぜが千里の波濤を越え来たる 渦の瞳を鈍く光らせ
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