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日没時 チャイムが響く 遠くまで 儚さ包んだ 怪獣のバラード
5
自分嫌い なのに
短歌
(
さくひん
)
作り出す 悲劇のヒロイン ここに誕生
8
我が街を ミニチュアサイズで 俯瞰する それでも目立つ 滑稽な私
5
絶対を好むあの人は空間の
生
(
せい
)
はやっぱり嫌いだったか
7
秋雨の冷えた静寂身に受けて 朱のにじんだドウダンツツジ
13
東京の鳩は逃げない 東京の鳩じゃ逃げない
2
雨降りに熊は出ないか傘さして散歩に出よか出る出ない出る
15
奥さんと初めて人に言われては十月十日が奥さん記念日(笑)
15
インプット 輸血のよふに血は騒ぎ 壊れる細胞呑まれて生まれ
10
アンニュイなジャズが相応し光なくただ開けるを待つ冬の扉を
13
研究書ちょちょっとめくって床へ置く短歌の重みに
畏
(
おそ
)
れをなして
15
霧雨や 南天淡く色づきて 雨に煙るまち 大阪のまち
16
雨あがり止まぬワイパー忙しなく 私の心と正反対ね
7
冒険に燃えてるみたい 通常の散歩コースを外れゆく犬
28
またしてもネッ友一人癌告知神よ神よと空を見仰ぐ
14
同級生たまに会ったがよく枯れて何故俺だけがギトづいている
16
不細工に生きた痕跡十年後変哲もなし車道騒がし
11
誰とでも仲良くなれる君の
瞳
(
め
)
がさみしがってる
理由
(
わけ
)
を教えて
41
ずり落ちる 歩けばズボンが膝下に 人間の為に 履くのは御免と
4
やっと来た!返金からの
密林
(
アマゾン
)
便 初めて購入「短歌研究」
12
真似をしてるだけ力失って痩せてきた雨を嘲笑う様な傘を
7
冬毛
生
(
は
)
ゆまでの愛猫 暖求む 二匹くっつき丸まりぬソファ
23
鳥かごの 扉はずっと 開いている 解き放つ日に 挨拶は不要だ
9
おとしもの ハンカチひとつ 届けらる やさしい世界であればと願う/なんとなく再掲
25
あなた達が来ないならば私達が行ったところで試合は無理
13
吊り橋ですれ違うほどの距離感で ぶつかりおじさんヒラリと躱わす
12
そうかきみ 花屋のカボチャだったのか まな板の上 野菜のぼくは
9
葬式で飲む酒が一番美味いと言っただけで怒号が飛んだ
18
護送する車が見えなくなるまでずっと手を振る人もどうかと
13
亡くなった親友のために捧げた曲がすんごい速くてノレる
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