海は死の匂いで満ちた楽園で誘われるまま終わりに連なる
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割れた瓶突き刺す両手赤吹いてでも痛くない不思議と今は
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そのかわり風よ嵐よふく夜は僕の事など忘れておくれ
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キラキラに見えてしまった夜だって君を愛する理由にならない
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ひとりぶん ちいさな甘めの たまごやき 卵は一個 巻けるけど焦げた
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汗掻いて 喉乾ければ 水を飲み 覚ませは横で セミは鳴いている
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今朝6時猛暑を超え屋上涼しげなりされど27.5℃
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切なくて鏡を見てもやるせなく化粧なんかもする気が失せる
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君もらう梨のおいしさうれしくて梨好きの義父にお供えす
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衰えぬ残暑の車上に舞い落ちた一葉きりの秋の先触れ
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朝八時暑い暑いと蝉が無く何時まで続く地球高温
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赤とんぼ夏の終わりに舞い踊る秋待ちわびて風恋しい
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理不尽に 失くなる命 見てはただ 因果応報 戯言にみえ
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寝苦しきエアコン故障暑きは地獄の如き大汗ベッド
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どこまでを君とみなしていいんだろ 伸びた影踏む そっと 夕暮れ
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反時計回りで流れる水 捨てれぬ歯ブラシ見ないふりして、二本
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厚き雲一つで逢瀬を案じたり ビルがそびえど変わらぬ恋慕
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海鳥のさえずるままに満ちていく潮の気配にほとばしる影
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美しき 尖塔真直ますぐ 空に伸び 訪ねてみたき 異国の街々
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ベランダに スズメさんきて ちま猫ちゃん だいこうふん大興奮だ ケケケケケケケ
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球児らの夏は終わりを告げたとて真夏日続くし蝉も鳴いてる
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俺ならばもそっと下を狙おうにさまで落ちぬはさすが神なり
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天のはらごろごろ鳴ってくだるのはふんどし一つじゃ冷えるからだろ
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ヘソ出しがエッチなのは分かるけど、サイズ合わないように見えるヤツ
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おつめとぎ ねこのだいじな あいてむよ だんぼーるさん とてもよいねえ
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繊細な味わい?とかにこだわらず みりんは砂糖で代用しちゃうほう
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今日胡瓜梨は日曜鶏月曜火曜いろいろ息つく水曜 /特売
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二十三、まだまだ若いと言われるが、俺より下が取ってるメダル
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入院をハシゴしていた去年だが今年はどうだ、こんなに元気/病院の皆様ありがとうございました
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またね又はないとEV止める医者と看護師 清掃員はミタちゃん
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