誇りなどそんなものなど要りません世に緊縛すなまくら刀
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我よりも能力低き者共は見下している雑魚たちの群れ
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「きらひなのさういふところ」といはれたり不貞寝して聞く遺愛寺の鐘
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八百屋にてまだゴーヤーを隙あらば 小ぶりだけども だいぶお安め
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秋茄子が ようやくすこし安くなり 巡り会えたよ おいしくなあれ>今から煮物
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母猫の夢見て乳吸う口元の 小さきまどろみ 起こさぬように
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夕空はグラデーションに変化して波打つように星を迎える
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これは多分、痴呆症だとわかるけどこの程度だと入院出来ぬ
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たまに来た娘に小遣いあげたから金が減ったと母が愚痴った
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「年寄りは無料だけどもまだ私、料金高くてワクチン無理だ」・・・大声・・・
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コロナワクチン母だけで良いその意味を解らぬ母に潰す苛立ち
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幸福と不安からくる希死念慮 隔世遺伝の似た者同士
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鮮やかに消される幕を待ち設け少女は秋の向こうへ馳せる
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自分だけ抱える痛みなんだろう それがどうしたぼくドラえもん
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気づいたら落ちていました溺れてたそれが恋だとあいつは言った
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花になど興味がないと云いながらコスモスを追う助手席の君
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喚声も歎声も絶え煙雨降り無人で回る回転木馬
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昼過ぎて、外に出たいと思えども気づくと夜ああ部屋が暗い……
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幻覚ゆめだけど幻覚ゆめじゃなかった 私たち間違いだらけで、でも幸せで
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目に見えないカーソルを追った私たち 黒を背景バックに秘密を結ぶ
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煩悩が百八ひゃくやっつでは済まないと 淑女おもての顔で微笑み合う昼
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芭貴さまよビックリさせてすみませぬ言われりゃ確かにそう見え困る/(笑)
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私たち煩悩まみれでアマゾンの 奥地に向かう愛の狩人
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おどろいたばがぽにみえておどろいたいまでもちょっとどきどきしている
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靴下をちんばに履いてテヘペロとブルーシートで舌出すあなた/今日の恋歌①
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闇バイトあほじゃなかろか馬鹿なのか知恵も足らずに心無いのか
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奇っ怪な甘酒婆の話知る一体何ぞ理不尽すぎる/本当に理不尽
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今日の朝寒くて重ね着明日は暑いタンスは半袖長袖同居
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あったかくなさって ゆっくり過ごしましょ 我ももうじきに腹巻きなぞを(猫柄)
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発表会 一年続けた猛練習 あっさり流れる 選挙のために
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