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二十歳
(
はたち
)
までばかにしていてごめん初恋は疾風怒濤の嵐
5
侵されぬやうにまなこをかッ開く 不穏な人が多すぎる夏
5
正直はあなたの胸を食い破るから 私の胸で飼っておきます
6
松島も浄土ヶ浜も
清水
(
きよみず
)
も なんぼのもんじゃい 君がいちばん
4
身も蓋もどうにでもなれ なべの隅にて乾きゆくそうめんの繭
3
人間は外見じゃないと言っといてアンチエイジング勤しむ老母
9
いま君に会いたいと咽び泣いても決して届くことのない刻
5
外は雨からだが怠くて動けずにいる僕はいつ、いつ死ぬんです
3
片付けて 使わないから 処分して また片付けて なぜ物増える
10
寝てるのか避難開始かラインには既読は付かぬ闇夜に降る雨
20
だんだんに明かりが灯る大阪を 窓からながむ着陸態勢
14
次々と洪水警報、避難指示、我が子の住まう部落の字幕
18
寝なくちゃと思ってつけたデジタルウェルビーイング今日も解除する/余計に辛い
6
モニター越しの君にカーソルで手を振る目が染みるブルーライト
4
カルピスをぐいと飲む君汗まみれ 夏の一瞬心のシャッター音
7
挟まった投げ込みチラシ取り除きやっと正しき感触になる
8
また一軒唐揚げ屋さんが閉じていたフルーツサンド屋さんは大丈夫?
6
しょうがなく どうしようもなく しかたなく 古びた網戸に 盲目の蚊が死ぬ
4
走り書きしたメモのあと追跡しどっちつかずの行き場のない日に
5
「生きてんのすげえ!!!!!!!!!!」 と言ってくれたから 晩ご飯には 冷やし中華を。
7
あなたの事を好きになる人がいて僕は百年孤独に喘ぐ
10
死の駅で終電を待つ ゴキブリとガキのイチャつく構内にて
6
川底の 有象無象の 石ころに 刻まれた過去 丸くなりけり
12
考えも今日のレジュメもしけってる 君の隣が私ならいい
6
三人の残余の人生刻みおり。古時計ほど堅牢にして
8
生業
(
(
なりわい
)
)
に 磨きをけて 努め
続
(
つ
)
ぐ 全ての人へ フレーフレー皆んな
6
メガソーラーひとつも見えない田園の得難き美観守られあれかし
5
虫刺されか ねこのつめあとか ワカラナイ マキロン塗ってて
大事
(
だいじ
)
無いかね
7
訳なんて知らなくていい いつかこの片道切符を正解にする
13
振り返り 母の歩みを待つ東京 大人になった 大人になったか
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