思い切りドシンと落ちた尻餅を ベッドのはしに座ろうとして
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ネモフィラの花言葉だけ覚えてる 貴方を忘れたくはないのに
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聴き慣れたプレイリストを脱せない ループ再生 今日も明日も
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悪霊と荒野を歩く リューシェチカ わたしはいったいどうすればいい
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ねこ母よ なれの詠ひし短歌うた それがほぼ狂歌なれ‥こうなると和歌?>自分ツッコミ(笑)
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頑張ってもみんな孤独に死ぬんだね 教えてくれたジョバンニ・カッシーニ
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路地裏の 「何だってんだ」は スカイブルー 混じれぬ願いか? 孤独響いて
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午後八時本を開けば手のひらの上に鎮座する   今 
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黒い跡「タトゥーじゃないよ」笑う君鉛筆の芯弾丸のように
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梅雨前にやっておきたい洗濯と自我の芽生えと恋の始まり
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帰り道シャケ弁当をぶら下げて猫が鳴くのを見ないふりする
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暗い底ふるっていくよ宝石の原体験のような記憶を
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泣き方をおぼえる前に傷つけるやり方ばかり知った馬鹿共
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愛すれば 奇跡が起こる 現実の 世界がいつか 幸せになる
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昨晩の雨を含んだ砂利道の自転車の音高く誇らし
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幼子に 名前を呼ばれ 返事する ただそれだけで 幸せなんて
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「あなたってまるで不具者よ」取り残す片っぽの靴下が責めてる
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有名に なればそんなに 幸せか 幸せなんて 愛する家族
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人生は 一度切りだと 言われても 今を大事に するしかないと
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水中で母が生きてる夢のなか私も会いたい逢いに行きたい
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あの人も この人さえも 葬儀屋の お世話になって 旅立って逝く
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ひたひたと 死神の来る 足音が 聞こえぬほどの 耳鳴りがする
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ちまちまと 悩んでいれば 人生は 風が吹くよう 過ぎてゆくから
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美しき 春の夕焼け 眺めれば はた気が付く 神がおられる
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愚かだと 思っていても 体裁は うまく付き合い 仲良しモード
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おとなしく しているだけで 偉そうに 言われてなんか 反論しなきゃ
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立ちのぼる伊吹の幹は地底から遥かなみ空を留める螺子釘
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大相撲、横綱になる大の里。大横綱になってください
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雨の夜の冷ゆる春 電話越しの声 友の心遣い身に沁みる
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大葉のせ トマトのサラダ 彩りも 初夏の風にも 似合う緑で
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