体操着 胸の膨らみ 恥ずかしく 友に隠れて 教室を出る
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一房の葡萄の中に青い池 味わう君の横顔は秋
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真夜中のケンタッキーはもやの中 ホムンクルスがハンマー投げする
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「今いくつ?結婚してるの?お子さんは?」 ……時代遅れの蠅がうるさい
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ただいまよりチーズケーキを作ります誰のためでもなく焼くのです
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透明な繭に包まれ座ってた伊東が退めて空いたロッカー
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ランダムに選んだ文字を並べます あなたの場合それは「こい」です
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メントール甘味と刺激拡がって澱んだ言葉スカッと消去
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全方位僕らを包むオレンジはいつかやってくるさよならの色
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雨風に濡れ落ちてなお金木犀。香り伝うは「我ここに有り」
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「この星の郵便番号知ってます?」「愛しか届きませんが、それでも?」
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緑林のギャルは宇宙のメル友でSNSは黄河の流れ
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夕焼けに 映しだされた 君の頬 可愛く染まる 恋するピンク
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日曜の甘ったるさは雨の中 「地球滅びろ」 ふふふとわらう
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ストレスが減るチョコレート口に投げチョコより煎餅せんべい欲しいと気付く
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未練なく終わらせた気でいたくせに指輪を落としてかく冷や汗に(笑)
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終電を逃す経験してみたい錆びた線路が足下でうたう
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漆黒の空を見上げる新月はいずれ現れ私を照らす
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同じように 炎にくべられたとしても 君のようにはなれないからね?
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「巫山戯るな」「悪趣味な奴」「冒瀆だ」優美な鳥の籠の中から
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酔い回り 行き着く先は どこへやら 考えたとて いつもと一緒君とのLINE画面
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白いろをミルクいろって呼んでたねやさしいきみをココアに溶かす
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あひるの子浮かぶ水面に蓮の花 飛び立つ朝の彩度はおなじ
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若年性青い鳥症候群として産声は夜明けを裂きぬ
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声なんてもう要らないよ 君にだけ届けばいいと思ってたから
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おとといの夜にあなたを知ってからずっと左の小指が痛い
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ひたすらに 横顔きれいな人でした 僕はそれしか知らなかったけど
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波のように電車に揺られ帰りゆく沈む夕日が秋を告げおり
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悲しみは肺と連動するという 声を出せない僕ら、ひそかに
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ぐちゃぐちゃにぐるぐる回る 煮詰めすぎ濁ったジャムと脳味噌の中
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