どうかまたわたしに笑顔をくださいな 夢のなかでも 死のまぎわでも
1
望まれないままに望まぬ暮らしをし ただただ望むあなたのしあわせ
3
浅くなる呼吸の語る苦しみは もう生きられないあの日を望む
0
明日あすも良い日になるだろう。ぬばたまの心にもないことを言う夜。 
1
可食部はわたしの方があの子よりあるからだから私にしてよ
1
新雪に散らしたいもの言ってみて つばきなんてんさざんかこころ
3
砂糖菓子のふりをしている空の色あっというまに風と去りゆく
1
湯あがりの素肌を何にたとえよう触れられたいでも傷つきたくない
3
仕事とは机の片づけから始め寝落ちで終わるものなり アアアア…
1
さみどりの豆ひつそりとさやのなかひしめきあうてみのるはつなつ
4
春愁を乗り越えたりしうららかに 仏像詣でて気持ち改たむ
2
‪布団から出ないナナメを通り越しタテになってるご機嫌なので‬
4
‪やりたいもやりたくないもトントントン均しただただ淡々とやる‬
0
‪神妙な顔して読んだ専門書(なにひとつ意味わかってません)‬
1
もうまるで怒ってないよ昨晩の私はきっとお腹空いてた
2
懐に潜り込みつつ粘る 居る クリンチもせず アッパーもせず
1
政治家と謀略家の西郷(せご)どんは 今この日本にも上野の英雄
1
‪たなごころ天に広げて確かめる降り注ぐもの有りや無しやと‬
2
上京しからっぽの部屋でウェブ会議 庭のたけのこ出身はどこ
1
ギリギリで苦しめられた 喉元は過ぎてしまった もう忘れちゃう
4
おとといのカレーの匂いに蓋をして僕の街にも月曜が来る
8
とりあえず実績解除の意味だけでやるにはまだ重すぎる結婚
6
プーラブラあちらの子供ブランコで カツ丼弁当食む我見てる
2
ベッドから降りたいけれどそれは無理 だってこれは船みたいなもの
3
メッタにはキレぬオレらもブチギレる サバけるヤツはオレらしかない!
1
何となくページを開いてみたけれど、書きたい歌は特にないです。
4
米粒や 卵の黄身が ついたまま しまわれた皿 老いがひしめく
2
‪昼間から飲んでしまって君からの会いたいの文字伏せてまた飲む‬
1
新玉のぬめぬめしきに刃が立たずハンバグやめてサラダにした日
7
名前すら知らねど耳に残る音 みそひともじのあなたうたかた
0