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雪積もる岩の掛け道跡絶えて峰に嵐の声のみぞする
6
窓辺には彼の気配を置いたまま売り家になった葉牡丹の庭
13
雪時雨 こんな天気の事だろか 「50分後に 雪になります」
4
勝手に思い出なんかにするなよ 滲む街灯へたくそなラララ
3
ニトリにも無印にも置いてない君の右側似てる枕は
5
コロコロと風の流れで変わる向き 僕のこころは軽くて丸い
5
電車に揺られ、うとうと結構幸せだっりして。
4
日常に被災地以外もどってる どっしりとした安心感で
9
指先を天に向けてはもっとだと何を欲しがる冬枯れの枝
9
ばちばちとタイヤ鳴らして雪の無い舗装路をゆく黒軽ワゴン
7
雪止んで暮れかかる空山の彩旅客機の音白鳥の声
8
すれ違いざまつばを吐き通り過ぎてくウオーカー夕日が綺麗
5
この心 踊らせるのに 才能は 必要ないと されております
5
吾輩は猫でありつつテレパスで ご主人様のココロを読むにゃん
14
独り身で働き趣味を謳歌する
長男
(
こ
)
の生き方もありっちゃありか
13
スマホ鳴り「今から向かう」
長男
(
こ
)
の声に仕事の疲れ瞬時に消える
13
窓付きのリビングのドアから覗くねこ つぶらな瞳がオヤツを問ふて
7
若草といふ名も春らし うつくしき 茶道の名のあるお茶菓子なるや
6
チラシにて ふと目を止めた 未知の菓子 たまたまネットニュースに上がり
2
ぐるぐると寝てても頭仕事中夢にも残業代をつけてよ
11
体重計片足上げて乗ってみる減るわけないか減るわけないね
8
明日の夜には怪獣になるからあなたの温度と今日でさよなら
3
知ってるのわたしと主人だけなのよ前の主人のほんとの死因
8
こんな時間aikoの曲を聴いていた あなたのことは思い出さない
2
雪明かり道の見えなく閉じ籠る 能登の闇つづく助け待ちつつ
10
鷄
(
とり
)
が鳴く
東國
(
あづまのくに
)
に朝日なす
目細
(
まぐは
)
し
樣
(
さま
)
よ
東
(
ひむかし
)
の空
2
冬銀河灯りの絶えて東急百貨店流れ星また一つ
2
優しさを刃に変えたあの時の僕のことばを消して粉雪
18
○○線鹿と接触ラジオから身近な自然に少し驚く
6
入試日に雪に注意も交通の乱れに注意も例年通り
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