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芽吹き出す 街路樹の影 帰宅中 眩しい夕日 背中を押して
8
恋人は無理して作るものじゃない そう言うあなたの妻になりたい
4
バニラ味じつは砂糖と牛乳に香りをふっただけの人生
3
あの曲のサビを忘れたふりをして 君の鼻歌を楽しんでる
3
君の努力を代われないから五円をつくってお参りに行く
2
花言葉は合格というラナンキュラス一輪買って吉報を待つ
5
よく噛んで飲み込むなんてそんなこと できたらいいな 恋愛とかも
4
恋人の好きなところは好きになり嫌いなとこは愛してあげる
5
いいかんじの棚にいいかんじの鉢を置いて僕らはふつうのかんじ
4
信じられない?いいよ頭をかち割って君の記憶は嘘みたいに赤
4
終わるとき音がすれば分かるのにジュッと指で消す蝋燭の燈
(
ひ
)
2
丁寧に想いを積み上げたとしても 貴方は僕を抱き締めないし
3
絶対に嫌よあなたの過去飾る花になるのはだからさよなら
3
気まぐれとわかっていても嬉しくて 涙に濡れた頬噛む痛み
3
ほのかなる風のかほりに包まれて 梅ふうわりと花びらほどく
4
パターンには収まるようで収まらない収まりつつも収まりつかない
2
止まるから、結局迷って考えて、色即是空を読み間違えて
1
ジャンパーのフードをまぶかにかぶりつつ時雨の中を礼拝に行く
2
抱きしめる快感を知り遠のいて朦朧とする意識を引きずり
2
きみのこと思い出しても足りないな、あの味教えてくれたのはきみ
3
痛いのも血が出てるのも僕だから平気かどうかを君が決めるな
18
いとおしき歌は彼方に響けども 届けたき君が胸に届かじ
3
新聞のうえで爪切り片隅のしらない誰かの詩にそえる月
22
頬骨の下にいる
髭
(
やつ
)
首の横あたっているのに逃げるのに長け
1
昼歩きしたくなる日もあるものね夜歩き好きの私だけれど
1
かじかんだ指をあなたのポケットに好きだからこそ恋に飛び込め
9
かざぐるま月9の風に当てられて ゆっくり回りだす午後10時
5
ブルースが加速しそうな音ばかり右も左も響き渡って
2
恥ずかしい記憶が突如蘇り次から次に 押し潰す気か
4
冤罪を訴えてるのに「正直に喋って早く出てきて」と妻
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