Utakata
登録
Login
サイトのご案内
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
4261
4262
4263
4264
4265
4266
4267
4268
4269
…
次 ›
最後 »
指だけがいつもセピアを奏でるのピアノは斧でずたずたにした
2
オニユリのコサージュをして街へ出る誰も心臓撃ち抜かないで
0
うずまきのキャンディーかじる白い歯はいつか入れ歯になるのだろうか
2
難波江の蘆のかりねの夢のあと天を摩す墓碑ひしめき立つも
0
「ほしくない?」少女が指をひっかけるビーチサンダル海ははるかに
6
いつの世もやる方のない牡たちは「しょうがないにゃあ
(
……
)
いいよ」をさがす
2
すこんすとん気持ちもよく腑に落ちたので
あいつ
(
おどれ
)
は勝手に滅びるが
良
(
よ
)
い
0
ことばなどおぼえなければよかつたな薔薇咲きほこる庭にたたずむ
0
死出の旅いつか必ずゆく道を そんなに恐れてどう生きるのか
1
「辛い」と言う手首に一を斬り込んで「幸い」だと言うことにしている
2
「もう少しもう少しだけここに居て」最終電車は過ぎているのに
1
フッ化水素酸で口を洗いたい君の辛さが辛すぎるから
1
遠景の少年の曳くくるまより白線いづる夏のグラウンド
0
感情の延焼はなお人を灼きはるか燎原
WWW.
(
ワールドスリー
)
3
きみを抱くよるのしじまにカーテンのふはりとうごく風はらみつつ
1
もういっそ灰色だけを載せて欲しい血の色だけはもう見たくない
1
紺色の夕日終わりの空伸びる皐月に僕は上着抱きゆく
3
人生に刺激が欲しいもんだから日々にルビふり
偶然
(
うんめい
)
と読む
4
ひとりでも生きてゆける我ら故 たまに
集
(
つど
)
いて風に揺られて
2
わがこころ千千にみだれてくすのきのなみきをゆけばあはき樟の香
0
帰り路に 地虫の鳴きぬ か細けき声 沁み入りし 春夏の速水に
2
ぱちぱちとまだらな拍手がするような不安に僕は怯えているんだ
1
コンパスで描くみたいなお決まりのデートプランはもうやめようよ
0
くす玉を開くみたいに羽根ひろげ またたいていくなないろてんとう
5
うしろ足を8
(
はち
)
の字にしたかいねこは ゆっくりとお尻をかかげて座る
0
自転車のかごだけ避けて散る桜の 背
(
せな
)
で聞こえる人の歓声
2
公園の日射しのなかで
99.99
(
フォーナイン
)
血液巡り満ちゆく黄色
8
かずしれぬつぼみほころぶあぢさゐのつゆわすれずよひとのおもかげ
0
この土地の舞踊を踊る我が娘付けたおさげも舞ってカラフル
0
お前にもおれにも星はただ遠く 何もする気の起きない夜だ
5
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
4261
4262
4263
4264
4265
4266
4267
4268
4269
…
次 ›
最後 »