Utakata
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霧島絢
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主に恋歌とか落書きみたいに即詠したもののメモ帳。
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グミひとつぷにゅとやわくて窓ガラスにはりついた蛾のお腹を思う
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指だけがいつもセピアを奏でるのピアノは斧でずたずたにした
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オニユリのコサージュをして街へ出る誰も心臓撃ち抜かないで
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うずまきのキャンディーかじる白い歯はいつか入れ歯になるのだろうか
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ジャスミンティーふつふつ湧いてくる泉身を清めたらわたしが咲いた
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燃えているエンジンかかげ水星へ放って赤い流星となれ
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はつなつの青い氷をかみ砕き今日からわたし変温動物
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シュークリームのなかでとろとろにしちゃうよ、求められないサインコサイン
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くちびるをかすかにつけたエビアンのうわばみでいい すくわせて ねえ
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夢のなかでも夢をみる花束が乾く砂漠に置いたオアシス
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ジャム瓶に涙の粒をあつめたら発泡スチロールの雪みたい
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ガラス製深海魚には殺せないタイタニックの最後のひとり
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熱を持つ生き物としてこの川の冷たさ左足で蹴飛ばす
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カレーうどんちりぢりにはねやわらかく心を染めるちょっと辛めに
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焼き芋になりたかったの黒霧島からとグラスで夢を観ている
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並木道吹く風吸って吐いたならここはぼくらのテリトリーだね
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夜の渚突き破って飛ぶうみへびは龍だったころ想って叫ぶ
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芋焼酎になれなかった焼き芋の遺言だから折らずに食べる
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白い肌ゆでてむいたらその中に何色をしたたましいがある
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見晴らしのいい丘ならばゆるされる鏡も見ずに前髪を切る
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折り箱にりんごのうさぎうずくまる今日が雪なら逃がしてあげた
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あの光冥王星から来たんだよ硝子細工のペンギンを指す
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星々のまたたきさらう波の音今日は砂山くずすのやめた
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夜半過ぎてほうれん草をゆがきつつやわらかくなるささった棘が
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ありふれた台詞じゃなくて手づくりのいちごまみれのドーナツあげる
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ハーモニカ吹けば吹くほど下手くそになる気がするね跳ねるかわせみ
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すきとおる指先にまた蝶々が羽根を落としてふらふらと飛ぶ
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ホイップをシフォンケーキに乗せるようそっとそうっと小指に触れた
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ショッピングモールの明かり眺めつつリボンをきつく結び直した
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しっとりとチーズ蒸しパン噛みしめて優しい人に戻る夕暮れ
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