夏祭り柄のミニ缶クッキーを そろそろ食べてしまおか、季節が
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まだ暑い 買い足し買い換えしようにも夏物消えて困るお盆過ぎ
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朝起きて のどの痛みに気が付くも 言い聞かせるは これは気のせい
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1日くらい青いワンピとサンダルで でも行く先は薬局かコンビニ
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白雨より 緑いちめん 洗われて 耕運機の空に 里山の夏
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免罪符なかれば奔れ かぜのなか埋もれるだろう陽のひかりまで
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濃い霧が  押し寄せてくるエレベーター  香りのヨロイをまといしひとと
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にぎやかな運河の街に雨が降る私も流れ海になれたら
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いてきたりいてこなかったり…なーんだ? 答えは…みんな大好き短歌です
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息のたび壊れた肺のホルン鳴る祖母が奏でるミ、ファ、シ、ド、♭
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亡き父が 特攻戦士と 知ることに 父の青春 振り返る夏
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昼ごはん有り合わせで済ませたい スッカラカンの冷蔵庫にら
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孫が帰りじいじばあばと金魚だけ抜け殻のような夏が過ぎてく
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会いたいがキミとの価値観違いすぎ 着地点に迷う毎日
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今日だってエアコン両方消すのを忘れ何処に行くにも何処にも行けない
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調子いいキミとの電話楽しいが 貴方あなたが好きだと思い知らされる
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そうなんだこの時期いつも感じてる この刹那せつなさ夏が好きだ
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桃を食みしずくを拭うこともない祖母の命の泉は尽きて
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あんなにも憎く思った猛暑日が 過ぎてしまうと妙に懐かし
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もう少し 体をねじって あと少し やればやる程 痛めるヨガで
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可愛いとキミはサラリと言ってくる 最後に会ったの30年前だよ
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立秋のまだ薄暗き夜明け前 暦通りの風になりつつ
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まだ声が聞こえてきそうな父親の一周忌は俳句の日
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遠くまで来たものだなと聞きなれぬ声あれなんて名の鳥かしら
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消えた犬必死で探す隣人にさすがに言えない美味かったとは
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盆過ぎて 秋の虫たち 鳴き始め 蒸した空にも 涼風届く
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毎朝のふたり並んでさんぽびと 人生教わる盆の青空
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様々に形を変える雲を見て「クジラだ!」と吾子 楽しや散歩
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夕空に羊の群れが放牧中 秋の足音 聞こえ始めた
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タイマーでエアコン止まった明け六つに前世のような夢を見て
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