私など居なくても行く夜の流れいつか誰しも終わる日が来る
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入院で溢れるように短歌生まれ退院したらマジック消えた
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手術経て以前(まえ)より良くは欲張りで現状維持に感謝するべし()
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死にたくて不安でたまらないけれど明日のパンがワイを待ってる
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ふと聴いて 電撃走るこの心 恋に等しいヘビーリピート
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ふんわりと湯気の向こうの午后の陽を甘く香らすシナモンの枝
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仲の良いねこ同士のする 毛づくろい かわいい眺めだ 目の保養なり
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革靴のかかとに遺る年輪に見つけし父の百万時間
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木漏れ日の白い部分の真ん中に立つ吾(あ)が春に一番近い
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薄膜のようなマスクに守られて鼻の穴やら髭の濃さやら
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文字を編むのは良い事よ  だって己が浅学だと解るから。
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常識がないねと君は言うけれどどこで教えてくれるんですか
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明日から寒くなるからポケットにわたしを入れる覚悟しといて
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春を待つ心地でいたら四畳半のカーテンだるく膨らんでゆく
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木漏れ日の中であなたを見失う春の優しい香りをしてた
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三途河(そうずが)に吾が両脚は石となり みをつくしなお 五官去らずと
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父母よ もはや孤独もくるしみも ありませぬよな いま春彼岸
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さだめ舟 父母(ちちはは)腕を櫂として 導きの恩 海より深き
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向上心のないお前は その街の角で幸せになってるよ。きっと
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隣席の嫁姑(よめしゅうと)らし論争をハラハラと聞く昼のファミレス
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運命に櫂なき舟ぞ人なれど 沈まぬもまた 人の愛しさ
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泣きながら想いでを剥ぎ人は征く 己の山のその頂へ
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まだすこし、すこしあかるい空があり 明日はあなたに会えるでしょうか
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朝起きて淡い日陰を揺蕩ってぬるい風に流されて歩く
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雨降って昨日の温さどこへやら 靴下重ね夕餉の支度
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僕だけが知っていた絵画 春風に連れられていった窓越しのあの子
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難関大に強い予備校でも春にならないひとりぼっちの世界
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ボクサーの視点敗れてチャンピオンから引退に桜吹雪よ
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スマスイは 次の施設(とこ)高くなったよね 庶民の味方だったんだけど
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途切れなく次々飛び出す昭和歌謡  ジュークボックスと呼ばれた夫は
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