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こいつはダメあいつもダメと 思っている自分が一番気持ち悪い
2
暖かい 同じ温度も 涼しくて 言葉変わると 季節が変わる
4
百倍の文字量だって読めそうだ 本で出くわす宣伝の紙
2
虚無の瀬を渡りて壁に当たりしも光条求め歩み続ける
6
私以外に知らせないでね 君の手が案外煙草くさいってこと
7
隣街訪えば積雪0と聞き 尺余の雪積む町へと帰る
10
耳鳴りを 働き蜂のさざめきを 雲はあなたに語りかけない
2
言の葉が 胸に詰まって ヒリヒリと 痛む夜には うたかたが効く
25
ひきこもり それでもたまに 人と会い 陽のキャーから 元気をもらう
5
鼻水が 止まらないんだ それでもね これは鼻炎と 言い続けるよ
4
好きだった 君が結婚 僕は今 心が泣いた でも…おめでとう
8
この胸にふたたび灯るほのをのみ抱いて深まる靄に踏み出し
3
革靴のかかとに遺る年輪に父の百万時間を見つける
6
愛さえも市場原理に晒された地獄の端で君を見つけた
3
小さな背 語りきれない 時間のせ 言葉少なに 残すは本音
3
ワイパーが時刻む重い沈黙一人娘父の介護へと
5
頼ればいい 人には自由に いうけれど 我が身になると 申し訳ない
8
ひまわりの笑顔はどこかうつむいて わたしはきみの太陽になれない
3
君の手を離すことなどしたくなかった 雪原に落ちたしずくの正体
3
あんなにも月が丸い夜だから猫が笑って それから暗転
4
揺さぶられ裏切られ迎合し執着しそしてゆるやかに死ぬ精神
2
あの人のためにおぼえたコーヒーの淹れ方も味も忘れられない
7
叫びたくなる夜のためあらかじめフォークで月を抉っておいて
7
ほんとうはあらゆるタテマエを抜きにして ただ好きなひとに好かれたいだけ
4
どうせなら早めに死ねばよかったと 醜く生きた ワンルームひとり
3
理性とか常識とかを脱ぎ散らし
攫
(
さら
)
われるには良い月夜です
4
またすぐに行ってしまわれるんですね わたしが春を愛していても
5
疲れた身を委ねる電車の窓に映ゆ見慣れぬ
都会
(
まち
)
の夕焼け沁みて
11
春の
夜
(
よ
)
の
冱
(
さ
)
え渡りては
菅
(
すが
)
の根の
長雨
(
ながめ
)
の
晴
(
は
)
れて
烟
(
けぶ
)
る
羣山
(
むらやま
)
5
最高級のブランド真ダコ肉厚に超がついてる食べたい今よ
4
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