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七夜月「フォスフォフィライト」と同じくらい「あいしてるよ」が綺麗に言えず
0
恋の矢をやがては放つためだろう少女は美
(
は
)
しき弓のよう立つ
8
くり抜いてファイルしたくて夕空にトンビはいくつも輪っかを描く
4
三歳は何を思って死にゆくか 足掻きうねる蛸足を咀嚼
1
不自然なもりもり写真ゲップ出てしゃーと一声威嚇してみる
2
生産はしてなくもない。糞尿や韮や歪んだ文字列などを。
1
バナナならプロセス違えウォシュレット皮から逃げてああ水の中
1
曇る日もあるけど空の本質は、どこまでも続くこの青さだ
0
百均の お線香にも 物価高 スティルス値上げ ほそくておれる
8
久々の一人時間をどう過ごす 遠足前の子どもの心地
2
立ちすくみ突き上げてくる後悔を積もらす俺は雪のレプリカ
12
月へ手を伸ばすクレーン前世ではかみさまに見放された人かも
3
座布団のいつから上
によんしい
(
4C
)
のリフィル歯欠けのマルチな不幸
0
点滴を胃腸炎で打っている意外とひんやりしてて気持ちいい
2
ミサイルが落ちるとしたら屋内に避難するのか風呂桶の蓋
3
朝負けて起きては負けた夜負けて一日負けて今日はどうだろ
3
毎月の下腹の痛み まざまざと女と言われ、嫌になる、もう
2
ストレスの原因ひとつ潰せたら、安心ゆえに崩れる体調
1
好きな人騒ぐ擬音がもちゃもちゃで首からうっすらひかりの香り
1
裾がもう、ありえん形に裂けている味噌もついてる田中のジャージ
8
ああ怖い怖いぞ怖い食うほどに満面笑顔俺の下腹
3
わたしには祝福でした世界から嫌われている君のツイート
2
無視すると立ち上がっては俺の肩トントン叩く猫の手痛い
3
ふりかけも海苔もなくてもおいしいね椅子に座って食べるごはんは
3
誰そ彼の匂い近づく踏切で地獄に堕ちたひとと目が合う
0
寒の雨 動機となり得る怨恨が茶漉しの外へ染み出してゆく
1
輪廻とはカセットテープに鉛筆を挿して手動で巻きおこすもの
0
ああなんて
短い
(
長い
)
一日だったな
(
一日だったこと
)
昼の記憶が無いほどに
(
無為の時間をひたすら耐えて
)
1
この骨に、やがて導かれ僕たちは、同じ空の下それぞれの道を
1
もう何もないもう何も僕にないもしかしたらもとから何も、か
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