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親戚の子供に笑いかけている まともな人の振りをしている
15
仏像の花にアゲハが廻りける両手を合わせて祈る仕草で
1
蝉みたく行動できたら大切に今日一日を生きられるはず
0
まさをなる空よりせみのしぐれ降る夏たけなはとなりにけるかな
0
どうかまだ眠っていてくれよと願うわたしの中の
涅
(
くり
)
いろの希死
3
小児科と内科のあはひかるく病む吾子とあゆめば片陰の濃き
0
鎌倉の夏休みに思いを馳せて 漬物よそう小皿を選ぶ
0
携帯を
掲
(
かか
)
げた画面に映らない あなたが
視
(
み
)
てる虹の先っぽ
0
夏のやま飛行機墜ちて飛行機のかたちにもえて夏のやま哭く
0
黄昏に輝く空と孫たちに囲まれながら安らかに死ね
1
いつだって「あなた」という名のさざ波が私の心を揺らして騒ぐ
0
いつだってやらない理由を探さない、勢いに乗れ本能のまま
1
しばしとてたちどまりつる夏木立英霊といふことばがきらひ
1
ぱぁんと鳴り川下に散る花火追い人の歓声と拍手が沈む
1
シネマでの止まない雨は青春か外は熱波で
朱夏
(
しゅか
)
盛りなり
7
最凶だ 歩きスマホ・タバコしている人を昨日見かけた
2
人間になる直前のやわらかい俺がティッシュで潰されている
6
あなたへと想いは向いていくけれどなかなか道は開かなくって
4
夏の陽に照らされ作物もぎ取りし畑の後に夕べが迫り
0
びんづめの あたしに
うみ
(
電子海
)
に たゆたって とどかないかな ほんとのことば
3
永遠の夜に立ち会う 病棟は/居酒屋は 身を誰かに委ね
1
かわいさに負けそうになる毎日に負けたくなくて目線逸らした
0
茹だる日にくるまる布団 君、透ける 爪痕見つけ熱は冷めない
0
添へられしやさしき祖父の手の記憶はじめて鋸をもつをさなごに
0
病室の窓から見える夏の空 どこかあなたの笑顔に似てて
1
思ひ川わたりもあへぬ深き淵なつのをはりのあさがほの紺
4
「ごめんね」と君に謝る その前に逢ってくれるか心細くて
0
只無為に過ごした次の朝日こそ 夜にも増して闇を広げん
0
(バオバブが本の端からこぼれだす)見えているから大切じゃない
4
をみなごにうまれましかばそでぐちにレースの服を着なましものを
0
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