Aと仏壇そして猫Bで結界作り母を封じる
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ハロウィンの次はいきなりクリスマスいやちょっと千歳飴舐め待て
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十年をひと昔などと言うけれど ほんのすぐそこ 長女猫あのこの想い出
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母と行くランチの日付先に決め ひさびさの店で着るもの悩む
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それはまだ私が幸せだった頃欲しいものほど遠くにあった
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ノンカフェイン惹かれるままに買い置きて赤きルイボス眠剤を飲む
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無能だと 言われて返す 左様です 可能でしょうか 多様性です
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機種変でフェイスブックにつながらず 夜中に途方に暮れてます、はい。
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否が応 赤子のおしめが 想われん 君紐パンを 履くことなかれ
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珈琲を 早く抽れろと 寝起き声 早く帰れと 内心の声
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別れても 止まぬチャイムと 鳴るスマホ その図々しさは 放送協会
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有終の美を飾れざるるは悔しいが自由の国での活躍に期待
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同期会 なのにChloeの パルファムを 振る首筋に 無言のキスを
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別れると 早く言いなよ あなたから こんなクズにも 良心はある
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後ろから 抱きつく君の 細い腕 切り傷だらけの かさついた脈
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愛してる 今だけだよと 前置する 事も出来ずに ただ前戯する
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ロクデナシ 癇癪起こし 叫ぶ君 晩酌の所為だろ 酒不気味
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三十さんじゅうと 八年はちねんぶりに 虎が勝つ ほんまにアレの アレおめでとう
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ねる前に飲む、お湯のおかげで息をして今日にさよならができそう
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引き出しをひっくり返し散らかしたガラクタ一つ一つ捨ててく
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唐突な アイス食べたい わがままを叶える君とバニラの甘さ
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あのモサド ハマス侵入 しっていて ガザの更地化 くにをおいだす /占領後の計画ができていた-報道
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数日の「秋」を彩る紅葉たち 木から水へと居場所を探す
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弱音くらい吐いときなさい、いつの日か きっとだれかに届く音色だ
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月曜日 機内モードをオンにして パン屋をめぐる旅に出ようか
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汗だくの孫抱き止めて懐かしき思い起こせし重なるにおい
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繰返した浅い呼吸はあわぶくになって明るい方へ消えゆく
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幾度目のはららご取出す感触か命の重さ直に感じて
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空白の 予定表には ツキも無く 神の無き月 人は嘘つき
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痩せたよと 喜ぶ君の 目にはクマ ウィードのかほりの 袖に着く粉
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