夜中2時 外が明るく 空見上げ もう一日先 満月なりやと
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バビロンの 正義はいつも 多数決 天の力は 義人を選ぶ
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早咲きの 桜もそろそろ 散り始め 世の理も それの如しよ
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時々は 己の姿 俯瞰して 目標定め 荒海進め
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教会の ジェントルメンが 年老いて 未だ信仰 溌溂として
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もう雨が止まなくっても冷たさを愛せるようにはなったんですよ
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会おうともしなかったのに「会えなくて」という言葉を使う人たち
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「覚えてるこんど会おうよ」純度100で僕は会うよ君の罠でも
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ちま猫や だいじょうぶだよ ねこ母は 頭が痛く おひざも痛い(だけ)
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おかあちゃん だいじょうぶかな まだおきにゃい? ちま猫ちゃんは おそばにいるよ
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今ここに足りないものはなにもない見えないものもなにひとつない
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ふた親を見送ってからは病院のドラマはちょっと御免被ごみんこうむ
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月に行ったことがないのはあたしだけみんなは月の幽霊ごっこ
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散歩路の ありふれている 用水路 しばらくすれば 桜の絨毯
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雑音は消えて気配を感じるが現実の懸け離れた明日
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月輪を背負い古塔は宵闇にヨハネのごとく指をさしだす
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「スミソニアン博物館に来ています」絵はがき届きコロナ禍終了
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年取れば 楽になるかと 思いきや 緑内障は 治らぬ病
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病棟の 談話室から 外見れば ライトが映る ユーホーみたい
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真夜中に カーテン越しの 大ピンチ 命関わる 危機を傍聴
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4人部屋 治療のために 集まった カーテン越しの 悲惨な同士
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いまはまだ 人生語る 時でなし 吉田拓郎 もういいんだね
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缶コーヒー、僕らはいったいどこまでを半ばとすればいいんだろうね
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正月が来たと思えば春となり今は果物なにを食べたら
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寄せ合ってなにかを聴いてるカップルの後ろに流れる春を聴いてる
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自己破産した友からの小包み来、銀色夏生と「ありがとう」のメモ
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「瞑想は健康にいい」なるほどね。 朝起きてすぐ瞑想。二度寝。
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コンビニの コーヒーひと口味わって  退勤まで こころの逃避こころみる
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ただいまと 吾子の声がし おかえりと  言ってほほえむ 時が愛おし
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この雨を一つ越えれば春が来る 花の間に間に 桜のぼんぼり
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