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飯を食い風呂に入れば忘れ去る その虚しさもまた吾の
咎
(
とが
)
14
許されよ 至らぬわれを許されよ 雨に叫べど答えなどなく
16
不肖には 闇に答えを探るほか 何ぞ途などありませなんだ
7
天然の パーマの
私
(
わたし
)
六月は
大体
(
だいたい
)
いつも
諦
(
あきら
)
めている
10
悔恨のつるぎを胸に突き立てる おのれ自身を愚かと知れど
7
あといくつ胸のつるぎを抜き去れば われはわが身の明日を望める
11
あんたらが見える天使にだけ羽根が生えてるだけよ あたしが普通
8
父母
(
ちちはは
)
を
想
(
おも
)
う
哀切
(
あいせつ
)
割れ
硝子
(
がらす
)
触れては裂ける
五年
(
いつとせ
)
経ても
13
地に
還
(
かへ
)
る
俤
(
かげ
)
な追ひそと雨ぞ打つ かれは
逝
(
い
)
く者
汝
(
な
)
は
生
(
い
)
くる者
14
雨あがりクッキり青空広がりてリズムを刻みホトトギス鳴く
14
背の高さ競うよに咲く立葵色とりどりに夏空に映ゆ
16
雨降りの気温二十度嫌だけど明日の真夏日それも嫌だよ
8
することがなくて早めに湯を沸かし窓打つ雨音湯船で聞いてた
12
今何をしてたか忘れ続けてる
like a rolling stone
(
ライカローリンストーン
)
いつも
5
あの人に恋人がいると知った日も月は綺麗で話が違う
12
あれこれとやってしまうと
明日
(
あした
)
する仕事なくなる今日はこれまで
21
休みます 理由なんてね ないんだけど 強いて言うなら 心が疲れた
16
看板に
括
(
くく
)
りつけられた置き去りの 風船 揺れる嵐の前に
12
「分かる」って気軽に言うなよ分かるわけ ないだろ他人の心なんか
5
安曇野のわさびふりかけ賞味する都会で生きるかつての旅情
9
この雨に 打たれ晴れ待つ
堪忍
(
かんにん
)
土
(
ど
)
相手を許し 生きることらし
23
亡父よりスナック通いを継承す教えられてはいないけれども
8
クジラより 大きく見える 曇り雲 イワシの群れの 人をふと見る
10
雨上がり 薄日が差して ねこ眠る 撫でるとフミフミ きもちよいかい
20
母の
検査入院
(
にゅういん
)
急に日取りが前倒し 電話でバタバタ打ち合わせする
11
まっすぐな坂を登れば風が吹き風が吹くなかこの夜を眠る
11
五月雨に川の
水嵩
(
みかさ
)
や増さるらむ白波越ゆる卯の花の垣
9
患った睡眠不足治癒しない曇り硝子の梅雨入りの空
9
図書館を出て坂道を登ったら本の鞄に夏が寄り添う
23
大丈夫? と聞きたいけれど できないな なぜなら私は 傍観者
4
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