Utakata
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葉が落ちぬ秋に逆らう木は春に色づき主役に躍り出るさ
2
灰色の刑務所みたいな校舎出て 「みどり、みどり」と呟き歩く
11
もし次の生があるなら液のない生き物にしてくれないですか
1
はじまりは東のかなた濁り
河
(
ご
)
は融けたいのちを
終日
(
ひねもす
)
ながす
6
心臓があった場所には君がいて 心拍速めるいたずらをする
7
ない交ぜの心を挽いて粉にしてお湯を注いで上澄みを飲む
4
大切なお知らせ:君と私との未来はここで終わりとなります
2
好きだからとなりにいてと歌う君 その横顔に触れるのは誰
1
ゆらゆらとたゆたいながら目を瞑る 各駅停車のゆりかごの中
3
最終流星群が降ってくる夜に人工知能の値段を決める
8
この街の道から少し浮遊したあるいは気化した
球
(
まる
)
い絶望
6
帰宅して充電コード突っ込まれ血が通ってくスマホと私
9
近未来釣り銭などは消滅す けれどラーメン永遠にあり
5
「何でなの?」 「理由がないと だめかしら」 理屈じゃないのよ 恋も短歌も
1
土砂降りの雨音だけが遺言の魂でした七十七億
3
心は抽象画だからただ色が秋めくきみは落ち葉の軌道
3
傘に落つ夕立ちめいた二粒はぼくら涙の比喩でしかなく
3
じいちゃんの少しほつれた麦わら帽見え隠れする葡萄棚の奥
9
早生みかん薄く滴りほの青く 物足りなさは我と通じて
7
失恋は右肺の酸素空にするそれでもチョコと恋 また嚙る
6
そうですね、本日は曇りだったので、空も飛べると思ったのです。
5
水槽にしずんだままの星ひとつすくい上げたら夜へ急ごう
2
1センチ 高くしてみた 素の私 見慣れぬ景色 目眩がしてる
1
今日もただ 友を演じる だけの僕 本当の気持ち 伝えたいのに
1
見てるだけ 好きなあなたを 見てるだけ 気持ち伝える 勇気まだない
1
実をつけた実家の庭の橘の傷口は赤執着は青
2
青と白マーブル柄のスニーカー 少年少女はショパンの「ショ」
6
執着を殺した先に何があるこの熱こそが尊きものだ
4
秋月におまえの肌の佳く映える さあ蛇のような遊びをしよう
3
港町 すてきな焼き菓子 並ぶ店 わたしはきっと 辿り着けぬが
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