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独身と独居女性の差を言えば傷の手当を一人でする事
13
軋みゆく耐えきれなかった壁そっと気にするように近づいた蜘蛛
5
気に入った傘はふつうの透明の色をしながら僕だけの傘
3
こぼれてく笑顔は床に飛び散って慌ててももう返らない夏
2
道端に何もできずに横たわるばらばらの骨むきだしの傘
4
夜の手はそっと優しい触れ方でいつも地球を包んだ布団
4
モヤモヤをグッと飲み込み微笑んで 罪悪感を君に植えよう
7
どうしても忘れることが出来なくて 刻んで煮込むミネストローネ
12
君よりも誰かを愛すことはない 無人電車で瞳を閉じる
5
鉄板のお好み焼きが爆ぜている 昔は守って焼いていたっけ
6
ママ、ごめん 料理はうまくなってない 調味料類いいのにしたの
11
オムライス 味の決め手は上等なトマトケチャップ これにつきます
7
手料理は技術と資力で決まります 愛じゃないのよ ごめんなさいね
8
灯籠の明かり散らばる千鳥ヶ淵 父の御霊も帰ってくるかな
13
言葉は香る。カシミヤの柔らかさだけの文末にkissしてピリオド
8
便利さを欲する世にてただ願う触れる紙の本消えぬこと
10
マティーニをメイド喫茶で頼むようなハードボイルド死ぬまでずっと
11
眠剤が効いてフワリと眠くなり 貴方を想い枕抱き寝る
12
声上げて泣いたのなんていつぶりか 心の底から恋をしていた
14
ディーラーの 整備士さんは 本音では この古い軽 好きだとのこと
6
付き合いで 新車の軽を 買いたいが まだまだそれは 先の話だ
4
母のため プレゼントした 外車より もらった古い 軽が壊れず
5
この
歳
(
とし
)
で第2のアオハル
謳歌
(
おうか
)
した ありったけの感謝を
貴方
(
きみ
)
へ
14
この
短歌
(
うた
)
を投稿する日が来てしまう ずっと前から準備していた
12
来世では一緒にいよう指切りし そしてふたりはそれぞれの道
13
別れの日いつか握った手のぬくもりを 思い返して一人手握る
12
ねこは
じゆう
(
自由
)
! きもちをきりかえることも じょうずなんだよ まねしていいよ(おかあちゃん〜)
13
愛欲が血潮をめぐり咲く花はこの一瞬を永遠にする
3
地に落ちた己を指差して嗤う背中合わせのドッペルゲンガー
7
今日の日を「子どもの頃の思い出」と誰かに語る時が来るのか
5
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