現身うつしみのひとよりいとしとバーチャルなキャラ追う君よ我は幻
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雛人形結局のところ出せなかったの三人官女があたしを睨む
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SixTONES読めなかったよSnowMan見分けがつかぬ 十八の春
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静脈をこつこつ叩く足音を待ちわびている冬の踊り場
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いかにして尋ね折らまし梅の花四方に匂へる春の夜の闇
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婆ちゃんは夜逃げの邪魔だ置いてこう売り飛ばされる心配ないし
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美しく今年も桜は咲くでしょう生まれた街を僕が去っても
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黄昏の赤紅の光景に 我が身を尋ねて 夕陽が落ちる
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一杯のコーヒー飲んでホッとして 胸が空くような琥珀の香り
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巡りくる 季節の中で夢を見て 夢と戯れ 涙に濡れる
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冬が来て 季節の長さを感じても 春 夏 秋は短すぎて
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窓辺にて 紅葉見える山麓に 我が身を映して明日を占う
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公園のベンチにいるが足もとにまだ蟻どもの姿が見えない
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ちらちらと陽炎が立つ 三十女が下りてくる坂
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田坂広志の「死は存在しない」新しい教えの様に量子力学
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明くるひも 結ぶ詩文に 繋がれて あいひかれあい 切れることなし
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旅の果て たましいふたつ ゆき逢はむ 嘉内に宛てた 歌のかずかず
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手に触れる手ごろな石を積んでいけ一緒にやろう君と積みたい
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つらいことも味があるからいいですね一緒に味見してみませんか
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くだらないものは見たくない少しでも根性を見せろ君のことだよ
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これくらいの歌ならいくらでも詠める力が欲しいか?いいよあげるよ
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行けるうちに行っとけ触れられるうちに触れとけ砂が指からこぼれる
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したいことやれるんならやっといたらいい季節は巡る従兄弟は死んだ
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分岐して右に進めば沃野なり足踏み降ろす踵が沈む
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あれしてる自分がなんとこれしちゃう何てくだらないモチベなんだよ
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だれにでも話したいってわけじゃないとは言うものの寂しい夜だ
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気絶するように眠りに落ちてゆく春はどれだけ寝ても眠たい
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どれがいい?カードが何枚も差し出されどれも選べずに梅が咲いてる
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人生の解答求む貴方にも雑な僕にも春はくるらし
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野を下り月夜に吠える獣は仲間の匂いを嗅ぎつけるだろう
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