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僕はただ 麦や野花を踏みつけてまで飛びたいと 思えないから
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〝叫び〞らを 吹き出す場所が 見当たらず 指からしかない、痛い、つらい
1
わたしには こんなものしかないです、と オートミールを ざらざら降らす
4
君がその 両手を振ってくれたから 僕はちいさな 鳥になれたよ
3
おりこうなわたくしたちがかんがえた ただしいせかいの魔女の狩りかた
2
ヘンゼルの置いた小石の駅たちの光を拾って各駅停車
2
この星の回転運動より速く駆けぬけていく少年の夏
3
止まらない涙で腫れあがる頬にフローリングはいつも優しい
1
戻れないふたりシーツに沈没す 遊泳禁止を破った罰だ
1
くちづけの理由をさがしているうちに 紫陽花の色は褪せていきます
0
あたしんち? あすこらへんのビカビカをぐるぐるしてる地球って星
1
木々たちのことばささめく森のなかバベルの罪で孤独なわたし
1
南十字星行きの汽笛が今もなお 森へと還る廃線跡に
1
盗まれたビニール傘の所有権ほど不確かなあなたの右手
1
葬送の宴の跡が苗床に 森のいのちの円環の旅
0
ピアニシモの雨音を裂くクラクション 寝覚めた猫が夜に潜る
0
花の紅を落としたふりで滾らせる 割れた
柘榴
(
ざくろ
)
の執念の赤
1
狂い咲く蝶の宴の夢のうち 月下美人の一夜の生は
0
長生きはしたくないけど来年のカレンダーの柄は選ばせて
1
さみしさもさみしさを感じられるならわたしの終の住処になってよ
2
皮膚に触れた雪のきらきら見送って生きているから水を飲まなきゃ
1
急成長の予定で買ったブレザーは親指隠れたままで着ている
5
秋の水透明な景色山は雪降る季節に「踊り場湿原」
3
「ありがとう」そんな言葉はやはり無理だから君から逃げ出していく
1
しとしとと言葉の降る夜そのまま降られて
1
眠剤が 効き始める その狭間に 詠む歌こそが 僕の本音だ
5
隠し事を 作ってしまった わが妻に あわせる顔など ホントはないのです
2
寂しさと寒さと悲しみ希釈して 十二月午前二時の薄闇
2
干し柿の簾の横の木に残る実に 隣りの人の優しさ見えて
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傷ついた影のある人が好きだって、傷つくわたしを放って言うのね。
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