おもむろにホットレモンを飲む君は かわいこぶるな 嘘 かわいいです
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冷蔵庫の明かりで僕らでたらめなステップ踏んで夜を超えてく
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「そのバッグまだ持ってたの?」ママ友よ一生だし巻き失敗してろ
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お散歩は行けるところまで行くことと 信じてる君帰りたい我
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ベランダに肩身の狭い冬蛍 白い吐息に紫煙がとける
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ステージの端で調律待つ彼はきっと誰より学び舎を知る
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泣くことも笑うこともやめ見上げれば浮かんだ月がちょっとにじんだ
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万馬券 当てるも先の お年玉 生活費では 不安のみなり
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きゅるるんあなたのときめき光るときまちのあかりよあつまれ集合
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都にはかくてやわれも帰りなむ魂祭たままつりせる旅の夕暮れ
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逢ふことは遠く鳴海なる身の浜千鳥跡だに見ねばこそ鳴・泣かるれ
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最終の判定届きこの紙の粒子全てを後悔と呼ぶ
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元気なのは子どもたちだけ 魂が飛びそうになる日曜日の昼
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主役ではないと気づいた いつまでもどこまでいっても端役の人生
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あなたにも あなたにも また あなたにも 傍にいる 影のような不安
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言葉だけ小川のようにさらさらと 全部 諦めている癖に
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思うことなく机に向かい 思うことなく筆を執り 何も書けず
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【【【【【【【【永遠の戀愛れんあい論】論】論】論】論】論】論】論】に反論する【論】
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【戦争】や【慈善事業】や【初雪】や【希望】や【地震】や――ぐちやぐちやなこゝろ
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【永遠のいのち【ああ。それ知つてゐる【知つてる。最後は【いやになるやつ
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フガフガとなんだかご機嫌だったので、ふと気まぐれにお熱を測る
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山深み氷ぞ結ぶ来る繰る○人も冬は絶えたる滝の白
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一瞬の 快楽よりは 永遠の 幸福望む 当然のこと
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ただ生きて 死んでゆくだけ そのために 人はホントに 喜べるのか
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世の中の 空虚な教え 信じるな 人の心を 荒らす屁理屈
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誘惑に 堪えられるよう 目を覚まし あきらめるなよ 神に頼れば
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信じない 人は五万と いるけれど 神の声聞く 人もおります
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神様に 感謝すること 数多く 全てほとんど 幸せ尽くし
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妻なくば 今頃きっと 路頭にて 彷徨っていた 死んでいたかも
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デカ頭 遺伝子のせい 親のせい 恨んでみても 先祖も同じ
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