人々が 毛嫌う夏の 暑ささえ 君のものだね 西に涼風すずかぜ
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夢をみる 頃はすぎても 馳せている 春を彩る 花の便りを
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紅梅の花一輪いつの間に 霜ふる朝にほほあからめて
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ログを読み自選歌集を編む深夜恩師と集う酒の肴に
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ねこたちを 入れぬ部屋のドア開けるたび ふたりそろって 駆けてくるなり
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ロキソニン 効かなかった日があったなと 思えば単に飲みそこねてた
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痛いほど冷たい冬に一人いる 能登の海にも春よこいこい
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気楽さと面倒くささの間にて 家族と言う名の水槽漂う
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悲鳴して力士は下に落ちていく 初場所という極上ドラマ
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今朝も寒っ 起きねばならぬ訳も無し 頑張ることを休むと決める
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毎日が普通に来ると思うほど 愚かではないこの国は今
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新雪に 犬は肉球 押してゆく LINEスタンプ連打するよに
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この身をば ちてしさむ君がため 躊躇ためらふことの如何いかでありしか
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鉛ほど冷たく重い生活は ホームシックとふたりぐらしで
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子の気持ち時々わからぬパパだけど 笑顔写真が壁にいっぱい
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君が好きだった苺を添えて草を一つ一つ二十の別れ
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物語フィクションの中の彼らの幸せをどうかどうかと今日も祈れり
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こんなにも宇宙は近い見上げれば青突き抜ける冬晴れの空
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初恋のDV彼氏と別れない 仕事辞めない理由は似ている
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生きてきて結局何も残せない それもいいねと思うこの頃
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あの人のまとう香りが心地よく においも検索できたら良いのに
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何年も前のLINEを見返せば、こんなに明るい私は誰だ?
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よく聴けよ!出会いと別れで取るリズム!ハッピーエンドのイントロを!
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期待値も マイナス点も 君の心なか ゼロだったのか いらぬ存在
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あぁまずい・・・空の色から花にまで、見えるすべてに君を重ねる
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実際の他者より 自分の中にいる他者の虚像がしつこく詰る
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ぼんさんの腕にひかるロレックス、説法の価値とは反比例
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猫だけが僕の心に寄り添うと、勘違いするヒトのおおいこと
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酒を飲み二日酔いした苦しさを参考にしてゾンビはできたろ・・・
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この河は 何処までいくの 愛瑠翔まで? こんなパパでは ほしくないよね
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