透きとほる水、日を慕へばテーブルにうつろふ虹のまどかなるかな
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一歳に「あーん」と言われ口開けて慣れぬ手つきで炒飯もらう
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気にするな 他人ヒトの言動 百年後 どいつもこいつも わたしもいない
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長男の診断結果盗み見て要らぬ心配自らふやす
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「消えたくて」「皆まで言うな」「ひどいなぁ、なんにも理解してない癖に」
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前髪を 切りすぎたから 暴食し 失くした分の 調整をする
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君がいつもしてるそのイヤホンで何を聴いてるか知れたら
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頭頂がちょっぴり薄くなってきた 言うのは止めとこ 夫の散髪
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この舌は君に許しを乞うために残しておいた切らずにおいた
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雨降りの 好きなところは 水やりと 草引き免除 家庭菜園
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夏の下 いつもは日焼けを気にするけれど 君と一緒に海に飛び込む
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何にせよ五年も前のこの録画見ていることが何とも不思議
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寝室の窓開け放ち語るのはあの日の風か誘惑されて
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一人暮らし、スーパーで果物とか買わない派 あっ、果物って愛だったんだ!
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ページを復元しますか 正しく終了しなかったあの夏の日記
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キウイフルーツ二つに切ってほじくって皮が破れる貧乏性
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何事も挑戦らしいとあなたは飛んだ翼も生えてないのに
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特別に明るいだけの夜が来る月の光か瞬く星か
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空のあお涙の雫掻き集め許されるなら同じになれば
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明るめの口紅纏い会いに行くあの日のあなた笑っていたのに
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サ終後にオフライン版リリースを予定してます 人生ゲーム
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思い出が明滅してる 非常口のマークが炙られて揺れている
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似た世界 じきに終末が来るから 散策しよう 自慢のヘリで
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澄み切った空の青さに癒されて明日に繋がる無限の未来
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フィアンセの徐行運転 やさしさが蕩けて滲むマジックアワー
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夕暮れに「明日もまたね」と帰りゆく君の「またね」はいつまで聞ける?
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財布には千円しかなくて、カラオケでフリータイムで歌えるか、ギリ。
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来客に音もたてずに消える猫毛溜まりだけが残る長椅子(再)
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頑なに背を向け黙る君がいる誰も味方がいないがごとく
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春愁 私の見た夢はいつか貴方になって去って行く
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