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アルピコの バスに揺られて 無意識に 「信濃の國」を 口ずさみけり
3
腕の中 わたしを見上げて笑うその 歯のない口から転がる鈴の音
3
瑠璃色の薩摩切子を曇天の空にかざせば我だけの
青空
(
そら
)
19
をしどりを 隠せる滝の 青鹿は 飛沫に濡れて 山へ去りけり
2
ピポピポピポ 鳴るより以前に
にげまどう
(
逃げ惑う
)
ねこたちびびる
しょうぼうてんけん
(
消防点検
)
12
初めての アルピコバスで 信州の 神城村へ いざ旅立たん
2
人は皆 好みの筋書き作るため 信じたいものを信じてしまう
19
懐かしの アルピコバスに もう一度 乗って行きたい 神城村へ
2
策源地 戦略核で 吹き飛ばせ 木端微塵に 跡形もなく
2
策源地 戦域核で 吹き飛ばせ 木端微塵に 跡形もなく
1
策源地 戦術核で 吹き飛ばせ 木端微塵に 跡形もなく
1
見渡せば 飛騨の山並 聳え立つ 白き嶺々 高く連ぬる
4
人生は悪いまんまで続いてく風呂場のカビを一掃しても
4
誰のため何から何を守るため 失くした心取り戻すため
3
人生の 残り時間を 数えれば これでいいのか これでいいかも
7
耄碌が 激しくなれば なぜかしら 周りの人が 愚かに見える
2
子供でも 他人を労わる 大人あり 利己心だけの 大人に優る
4
富士山に 雪が降ったと 喜べば ベランダに干す ジャガイモを踏む
4
先生も 親も今では 子育てを するより自分 幼児化進む
3
こりゃだめか 改革なんて 望めない 次の世代に 期待をかける
2
50過ぎ 前頭葉が 固まれば もう変えられぬ きつい性格
3
やりたいと 思うことも なくなって ただただ生きる スローな人生
4
日本人 形式ばかり こだわって 自由に生きる こともできない
2
親から子 怒られ継いで 嫌なこと 飽きずに続け 怒りっぱなし
2
目的と 手段をいつも 取り違え 一生懸命 ピリピリ虐め
2
セルフレジ特売だけを買うときも憚りいらずありがたきかな
10
畑帰り夫は鼻水
拭
(
ぬぐ
)
いつつ枝豆抱えてガサッと下ろす
24
波近し 定むことない 川べりに 集まる小鳥 飛行場
7
時間でも癒えない傷があると知る 雪の降らない明るい街で
17
蟹の身を余すことなく食べ尽くす女なんですでもまだナイショ
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