湯船にて居眠りしつつ思うこと 君は今どこでなにしてるの
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無意識にC'mon, baby アメリカと口ずさんではタリラリラリラ
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抱きしめて欲しい自分に気づけない せめてそういう僕に気づいた
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あなたとの 距離をちょっぴり 縮めたい 信号待ちで 小さな一歩
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失敗や クヨクヨという 虫たちが 僕を成長 させてくれるの
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相槌は 君の心の 戸を開き 言葉の魂を 開放させる
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目覚むればふたたびの雨墨いろの闇を叩き継ぎあしたを穿つ
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しづかなる詩人の言葉は声となり犬と猫のみ聴きてゐる午後
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さまざまなる民の素顔の通り交ふ街にこのも添へて歩ける
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削除したあなたの本音ツイートに数秒の差で届かぬいいね
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おしまいの合図雨傘丁寧にたたみ広げる晩秋の街
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僕たちを嫉妬・蔑視が引き裂いている構造を共に変えゆく
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重ね着を できる季節が やって来た 君への思いも 隠せそうです
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砂時計 あなたは何を 考えて サラサラサラと 落ち続けるの
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何様と 言われ尖って 俺様と 言ってた俺も 今はおじ様
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お別れの 最後のキスが こんなにも 優しいなんて 皮肉なものね
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人生は 人それぞれに 違うもの 歩く歩幅も 歩く速度も
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毎日をごまかしながらただ生きてただ朽ちてゆく鞄の中身
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偶然に君と私の手が触れてただそれだけで幸せになる
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この上なく貧しき血潮と生くるゆゑめぐれよめぐれ赤と流るる
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寒き夜は星のひとつを抱きつつ胎児となりて眠りへ落つる
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雨の音に濡れてゐる藍いろの闇ここより白き朝へつなげむ
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バカっぽい歌を詠みたいバカだから バカをきわめて飛んでいきたい
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十余年 道は違えど君がいた 「さよなら またね」ブレーキひとつ
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繊細さカケラも持たぬぼくたちはストロングゼロ飲んでおやすみ
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病院の 待ち合い椅子で 長すぎる 待ちの時間を 睡魔と過ごす
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保健室 用もないのに 入り浸る 好きと言えない 白衣の人に
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モヤモヤを絶対お家に持ち込まず全て吐き出し帰れる職場へ
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ストローで ぶくぶくぶくと 泡たてて 嘘を濁らせ 流しきる彼
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蛇口から ポタポタ落ちる 水玉は 夢の半ばで 排水口へ
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