窓際のおおきい座椅子をひとりじめ 猫用まくらに ねこは身を預け
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いさかいの翌朝にいう「おはよう」に少し間があるつまの「おはよう」
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いさかいの翌朝にいう「おはよう」は一か八かの小さき一歩ひとほ
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一回ひとまわり小さくサツキを2本程にわか庭師で体がきし
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マスク取る日常戻り薄化粧 日除けの帽子は深めに被り
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勤務中 ヒマワリのタネで全員がヒマつぶす職場 他にあるまい
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ポケットの奥底にある重力の 行き着く先が誘蛾灯でも
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風吹けば空に浪立つ藤の花返らぬ春の余波なごりなりけり
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心持ち一つで変わる酒の味風のかほりは肴にもなり
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歌詠みで他人ひとの生き方垣間見る改めて知る短歌の世界
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目が覚めておはようと言える歓びよ 犬は喋らずただ「わん」と鳴く
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直感を信じてハズレた時だって自分を信じた自分を誉めよう
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唐錦竜田の山の夏衣色はひとへに緑なりけり
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生活が困難コロナ後遺症5類の移行から一年も
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蹴飛ばした つもりもなしにタンス角 駆け出す朝の一歩目遅れる 
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3週目ついに不調が出始めて私も生き物なんだと知る/煩う・患う
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「絶対にわたしより先に死なないで」たったひとつの願いで縛る
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何もかも 上手くいかぬと 泣く君の しょっぱい泪に 甘味を添える
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日の出前写したような縹色 朝だけ会おうよおやすみツユクサ
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楽しくて楽ちんがいい我儘を言う古希にまだ欲があり春
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通院の母に付き添う帰り道 山寺参り水の音しずかに
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始発都市を過ぎると、ガラガラまだ連休モード余波か
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うたかたの歌詠みに癒されて、今日もありがとう
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草いきれ匂い立ちこむ畑にて 草刈る夫は夏を覚悟す
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カタンことん電車は行くよ、都心にむけてゴーと 隧道抜けてパシぱし📻と
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今日もよい日でありますよう、ご安全☺️
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始発通勤、だいぶ暖かくなったが、まだ長袖か、夏☀️近し
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立夏の候、六ミリにせしバリカンが唸りをたてて頭をすべる
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業務上必要だから話すだけ 構うことなく暴れる心臓
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同じ道何度も何度も辿るような思考が巡る眠れない夜
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