君の吐く言の葉はうつくしすぎる進研ゼミの模範解答
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眠れない頭が痛い朝が怖い 光の海に弱音零して
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この苦い液体が毒だったらな いつもの安いビールだけどさ
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限りなく眠りに近いそれを捨てどうしてぼくはここにいるのか
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夏の夜の土砂降りの雨の成れの最果てぐちゃぐちゃのきみがしんじゃった
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夏の路地ひかりうにょっとうごめいた猫の街ですお元気ですか
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とうめいな檻に佇む夜の蛍 きらきらきらきらきら無期懲役
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言ってほしい 誰でもいいから 言ってほしい 「もう頑張らなくてもいいよ」って
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明日の朝カリカリベーコン焼く予定 幸せな日にできますように
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幾月も掃除してない窓サッシエアコンフィルター私の心
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柄シャツにゴツいアクセと濃いメイク無理なら尻尾を巻いて帰りな
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雨どいで絶えずさえずる雀二羽 ひとりの我には知れぬ言葉よ
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一時しましくひとるものにあれや あるじてるかまどくなり
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朝食を食べた途端に夜になる 曇りの日だけ過去にならない
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真っ白な肌を覆う真っ白なシャツ 夏の訪れ教えないでよ
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雨の朝曇った頭で起き上がる あなたがいれば晴天なのにな
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しらじらと夏の粒子の広がりが目覚め早めて 今日を踏み出す
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メンタルが 豆腐じゃなくて 良かったと はじめておもった 金曜夜中
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お布団を地球に見立てて三毛猫は南極の地で月と眠るか
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「雨だから」理由になっていなくても構わなかった 握る冷えた手
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ただそこに居るだけで肯定される そういう猫にわたしはなりたい
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何ものかに為らねばならぬと言われても ぷいと横向き 己を生きる
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艶やかに生きることとか死ぬことを刻んだ石につまずく私
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あわいまで呼ばれし貝の記憶には 光のクジラ アルフォートの船
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梅雨空の横断歩道走り抜け前髪かばう右手が光る
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絵に描いた恋を歌いし真夜中に気分は宇多田ヒカルになりぬ
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《お疲れ様です!》って添えられた付箋、そのままにしてファイルに綴じた
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シルベスタ・スタローンの「スタスタ」の部分、めちゃくちゃに好き かわいいと思う
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寂しさを中空に筆で綴るならしらない街の風への手紙
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所得とか比べなくてもいいくらい好きに生き延び好きに死にたい
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