晴なのか曇りなのか雨なのかわからぬ天気は私のココロか
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君の目はキラキラ光る万華鏡ミステリアスにくるくる回って/題『ポエマー』
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雨がやみ散歩に出ると五百歩でまた雨が降り諦めて帰る
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肩並べ夕餉の肴選びおる老夫婦いて日々是好日
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下の子の食べがよくなる朝ごはん弁当箱は魔法の器
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これでいい これでいいのと 言い聞かせ 見据える先は 光か闇か
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日本海夕日が落ちる瞬間ときを見るパラグライダー操縦席
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を閉じて鳴らす喉の音ゴロゴロゴロ…物言わぬきみ多くを語る
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髪の毛をメッシュに染めて夏休みメガネは真面目ズボンも真面目
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摩訶不思議 桃がいつしかピーマンに 巣鴨パンツがピッタリフィット
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素人の文字の看板海の家斜めに落ちて夏も終わりつ
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コスモスという平凡が愛しくて秋の光をやわらかくする
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まあそりゃあ マリア・アントニアアントワネットが憧れで でもロザリー風ファッションで来た(ロザリーポジも好き。オスカル様〜💕)
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詰んだかと 思ったけれども ギリ来れた ベルばら展なり 美しき泉シェーンブルン
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あざらしとはなしがしたい天仰ぐ彼らが最も星を知ってる
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積雲のうしろに流る鱗雲 夏が秋へとバトンを渡す
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花びらに 想いを重ね 「来る、来ない」 あぁ、君からの 「おはよう」が来た
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遅いやん 話が違う もう来んな! もう来んでええ! 台風十号
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雨粒のひとつひとつが重なってつたう一生 父の送迎
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笑い皺知れとて秋は夜が長く肥える肥えない永遠の悩みで
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比例する記憶と時間 思い出の数だけ進む時間が遅い
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大谷のミスを数えて救われた気になっている初老の男
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クーラーの風より外の涼しさよ人の居るとこ秋の暮れあり
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笑いじわ真顔になれば消えるけど若い頃にはだいぶ気にした
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踊り場の巨大鏡は映し出す 流れし時は四半世紀と
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沸点か臨界点か八月の海と運河の中間地点
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繋がった蜻蛉運河をじわじわり海に向かうか逆流しつつ
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雨粒が 窓に当たった音を聞き 「雨が降ってきたよ」と 伝える幸せ
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台風が 来るというから 楽しみに 待っているのは よくないらしい
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曇り空 久しぶりだな 小雨降る やっと狂った 夏も終わった
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