墓場まで持ってく物が多すぎて お墓が溢れちゃわないかしら
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ユニクロに寄らなかったが次の日に結局行った寄っときゃ良かった
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吐き気がするのよあんたの顔見ると さっさとわたしを殺してちょうだい
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自己犠牲的だと思うの 私たち だからこの腕 食べて頂戴
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ぼくがまだ生まれる前のひとごろしのころされた日に生まれたいもうと
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職場に猫がいてほしい 分かります でもアレルギー だと困るよね
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コンビニで大当たりだと渡された銀にきらめくゆずれもん飲む
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頭が良すぎて死刑になりました 僕はなんにもわるくないのに
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競泳用水着の跡は薄まって今年の酸素は風味が軽い
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朝起きてたまごをふたつ食べました 生きて死ぬはずだった命たち
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何もかも平等じゃない私たち 殺したら死ぬのだけは全部いっしょ
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抜き取って本棚みたく仕舞い込み眺めていたい記憶があるね。
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愛されない疎まれていると知りながらそれでも月曜日きみはまた来るのかい
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哀しさと引き換えにされる交わりは私を生ける屍にする
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クーラーが誰もいないとわかっても黙って冷やしてくれた心臓
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ひしめきて揺るる文字列みえて来て不可解なる風吹きそむる章
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なきことを想ひ追ひかけ繰りかへす主役不在の無言劇にて
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努力ができないなら死になさいよと 全世界の美人に言われる
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死んでゆくあなたの過去のことよりも 死に急ぐ今がよっぽど大事
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人口比興味の数と思い知る文字の大河に叫び流れて
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覆水は盆には返らないけれどまた雨水を貯めればいいよ
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打ち上げて花よひらけとぱっと散り届かぬ想いとしょっぱい綿飴
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純白の百合の花で飾られて死にゆくなんて僕の花嫁
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「もう時間」僕らはこうして別れたんだ互いに笑って「じゃあまたね」って
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今日の雨天の川へと流し込むそういう装置あったらいいな
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誰のせい?それはあれだ、夏のせい。草に横たう女の肢体
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血の垂れる利鎌とがまのような月のせいで 握るナイフに力がこもる
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若衆わかしゅには狼が憑く道っぱた 村さの夜の儀礼だんべや
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ムラついた狼男のその気持ち 全なる月見りゃ俺にも分かる
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尻のような満月のせいで心臓に狼宿る夏のあぜ道
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