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前開きの服を探した介護初期どんな服でも今では着せれる
32
どうせなら完成せずにいて欲しい未来を想う
インスタレーション
(
サグラダファミリア
)
7
旅の宿 朝寝を愉しむつもりでも 結局いつもの時刻に目覚め
17
福寿草 陽光ささぬ厳冬に 頑なまでに蕾を閉じて
17
少しだけ 昼間に春を 感じては 夜は結局 まだまだ真冬
13
少しだけ ぬるいと感じてしまう冬 外帰り手を 洗う冷水
6
愛おしい 眼鏡を付けたまま眠る あなたの頬の 布のあとさえ
8
後悔はしないと思うそう言った自信無さ気な
生命
(
いのち
)
の軽薄
20
流れるよう老いてゆくもの抗えば静かな川に波立つ
水面
(
みなも
)
34
夢で逢う 亡くしたばかりの
犬児
(
いぬころ
)
も 聲を忘れたファムファタールも
10
まぶた閉じ ひつじ数へど 迫り来る カーテン裏の
朧花色
(
おぼろはないろ
)
11
山盛りのフライドポテト食べて、まだ喋り足りない 終電は二時
10
約束よ 花が咲いたら教えてね あなたに会いに駆けていく
7
部屋干しジャングル くたびれたパンツ ビールの空き缶 独身日和
5
広瀬すずみたいな彼女連れてくる 勝手に描く君の未来
5
あぁネイルかわいい 社用電話にラメラメ彗星 メテオシャワー
5
切れ味が鈍った剃刀嫌だけど切れすぎる刃も好きになれない
9
目と目 手と手 近づいて 遠のいて 愛しても 愛してなくとも 辛くとも 生きようとも
5
県北は大雪が降り真っ白な田舎風景しばらく残る
7
日常の些細を汲んで微笑んで愛と孤独をぽつりとこぼす
7
黒こげになったお肉よ ごめんなあ、あいつらどっかに行っちまった
3
ねむそうで けだるげだった ねこたちは 寝る寸前には はしりまわるよ
13
ドライアイなんじゃないのと旦那言い 一縷の望みをかけて目薬
10
満面の笑顔でマイクの前に立つトランプ
❤️
(
ラヴ
)
か目覚めよ石破
12
パソコンの洗脳が済みAIに聞く事も尽きてディスプレイ眺む
7
吾の乳房しこりしこりしこり風から守る何もかもから
7
やかんから加湿器に水を遣っている彼女はきっとサボテンが好き
6
実る恋 実らぬ愛も 人生よ 君を思って赤をのみ干す
10
学生寮 音漏れ『ドライフラワー』に泣きたくなった冷えた星空
17
明け方の夢は正夢らしいので夢見心地で君にさよなら
5
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